夜泣きはいつ始まるの?泣き止まなかったら受診した方がいい?そんな不安を小児科医150名に聞いてみました

泣く赤ちゃん
今回の調査では、赤ちゃんは生後6か月までには夜泣きを始めるという結果となりました。しかしながら、いつ夜泣きが始まるかはその子次第のようです。また、夜泣きが始まるにあたって大事なのが、ご両親が疲れてノイローゼなどになってしまわないことです。夜泣きで困ったことがあれば、一人で抱え込まず、育児相談室などに相談するのがよさそうです。
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赤ちゃんと一緒に暮らしていくうえで、悩ましい問題の1つが「夜泣き」です。
「夜泣きがうるさくて寝られない…」
「真夜中に夜泣きで起こされてしまう…」
など、寝不足になってしまうママやパパのお話を聞くと、子育てに不安になる方もいるでしょう。
そこで、小児科の医師150人にそんな悩ましい夜泣きについて聞いてみました!
2回に分けてお送りする予定ですが、第一弾は夜泣きの始まる時期と病院の受診についてお伝えします!

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2017年12月15日〜12月16日にかけて行われ、小児科医163名から回答を頂きました。

第二弾はコチラ⇒ 赤ちゃんの夜泣き、何とかならない?家でもできる夜泣きの対策はある?小児科医150人に聞いてみました

そもそも夜泣きっていつから始まるの?

皆さんは、そもそも赤ちゃんの夜泣きがいつから始まるのかご存知でしょうか。
まずはそこから聞いてみました。

図1
  • 60代男性 小児科 3か月以降
    生後3か月~8か月くらいが多いように思います。早いと生後1週間からでもあるようです。何をしても泣き止まないと言って数えきれないくらい連れてこられていました。
  • 50代男性 小児科 3か月以降
    夜泣きとははっきりとした理由なく、生後3ヶ月以降の赤ちゃんが夜間泣く現象ととらえています。
  • 60代男性 小児科 3か月以降
    「はっきりとした理由なく、生後3ヶ月以降の赤ちゃんが夜間泣く現象」と理解しています。
  • 60代女性 小児科 3か月以降
    いろいろな体験が始まるころより夜泣きする場合があるのではと思います。私の4人の子供は夜泣きをしませんでしたので、助かりました。
  • 80代女性 小児科 6か月以降
    早いと半年、もう少し後が多いです。その前はお腹がすいたときだけ泣くので、満たされれば眠ります。夜泣きの対策は困難な事もありますが、優しく抱っこしてなだめるほかありません。母乳、ミルクで解決することも。指しゃぶりを始めるときもあります。
  • 60代男性 小児科 6か月以降
    母児分離に対して不安感を感じ始めると夜泣きが増えてくると思います。
  • 40代男性 小児科 6か月以降
    生後半年で脳重量が700g前後で、出生時400g前後の2倍弱です。認識機能が備わり母親の顔の認識が強くなり、母以外では泣き止まなく、夜泣きが多くなるように感じます。
  • 60代男性 小児科 6か月以降
    自分のこどもで経験しました。夜12時ころから泣き出すので大変でした。
  • 70代男性 小児科 生後すぐ
    胎児、生後2か月までの新生児は、午後4時から午前2時頃まで、覚醒しやすいです。胎児はその時間は胎動が多く、明け方になると胎動は減ります。その胎動が多い時間帯に新生児は動的覚醒から啼泣します。この時間帯に授乳するとプロラクチンの分泌が多くなるためのメカニズムです。母体も夜間に細切れの睡眠となり、産後2か月で通常のサーカディアンリズムに戻ります。本当の夜泣きは6か月以降に多いです。
  • 40代女性 小児科 生後すぐ
    声の大きさから、いつから夜泣きと感じるかだけだと思います

集計では、生後3か月以降に夜泣きが始まるとした回答が最も多く、次に生後6か月以降とする回答が続きました。
3か月以降を選択した医師によれば、夜泣きとは、「はっきりとした理由なく、生後3ヶ月以降の赤ちゃんが夜間泣く現象」という内容みたいです。
また、3か月ごろに始まる理由として、いろいろな体験が始まり刺激が増えるためという意見も見られました。

6か月以降を選択した医師のコメントでは、生後6か月ごろで認識機能が備わり、ママの顔を認識するためママ以外では泣き止まなくなるという意見がありました。
また、自身の育児の経験として、6か月ごろに夜泣きが始まると感じる医師もいました。

今回の調査をまとめると、生後すぐ~6か月までに夜泣きが始まるとする意見が大半を占めましたが、具体的に生後何か月ごろに夜泣きがひどくなるかはその子次第のようでした。

夜泣きで受診ってよくあること?

ここまでで、だいたいどのくらいの時期から夜泣きが始まるのかお分かりいただけたと思います。
では、実際に夜泣きがひどい場合は病院を受診するものなのでしょうか。

こちらも医師に聞いてみました。

図2
  • 40代男性 小児科 あまりいない
    自分の所だけかもしれないですが、あまり受診されないようにも思います。しかし、例えば、風邪や発熱で受診されて、ついでに相談される事はあります。
  • 50代男性 小児科 あまりいない
    診療・診察では無く、乳児健診で相談を受けます。 行政等の育児相談室にも行かれているようです。
  • 40代男性 小児科 あまりいない
    病院に来られてもなーという感じのことが多いです。ほとんどは夜間で、そうこうしているうちに泣きつかれて終了することが多いように思います。
  • 50代男性 小児科 あまりいない
    開業してからはあまりいないです。勤務医だった頃は時々夜泣きが止まらないで夜間受診する方もいらっしゃいました。
  • 60代男性 小児科 あまりない
    第1子は母親も不安で、育児ノイローゼにならないように母親のサポートも考慮します。
  • 40代男性 小児科 あまりない
    ただし、これ(夜泣き)が主訴となっている場合、母が疲れ切っていることが多いです。
  • 40代男性 小児科 ほとんどない
    健診で相談を受けることはありますが、夜泣きを主訴に受診する児はいません。
  • 40代男性 小児科 ほとんどない
    他の主訴で受診して、夜泣きについてはついでが多いと思います。
  • 80代男性 小児科 ある程度多い
    最近特に親たちの生活が昼夜逆転しているので多くなっています。

夜泣きの受診は、「あまりいない」とする回答が4割で最も多い結果となり、つぎに「ほとんどいない」がつづきました。
夜泣きを主な訴えとして診察を受けに来る方は少なく、乳児健診や他の症状で受診したついでに相談する方が多いようです。

ただし、夜間の総合病院に夜泣きで受診されているケースもしばしばあるようですが、夜泣きの相談をされる場合、ママの方が疲れきっていることも多いとのことでした。
夜泣きでママが辛いときは、行政などの育児支援室に相談する、信頼のおける人に相談する、受診で相談するなどして、一人で抱え込まないことが大事そうです。

夜泣きは赤ちゃんだけでなくパパ・ママ自身のケアも大事!

今回の調査では、赤ちゃんは生後6か月までには夜泣きを始めるという結果となりました。
しかしながら、いつ夜泣きが始まるかはその子次第のようでした。
また、夜泣きが始まるにあたって大事なのが、両親が疲れてノイローゼなどになってしまわないことです。
コメントにもありましたが、夜泣きで困ったことがあれば、一人で抱え込まずに育児相談室などに相談するのがよさそうです。

さて、次回は夜泣きへの具体的な対策についてお話します。
医師から様々な対策を聞いてきたので、余すことなくお伝えしようと思いますので、ぜひご覧ください!

⇒次回記事:赤ちゃんの夜泣き、何とかならない?家でもできる夜泣きの対策はある?小児科医150人に聞いてみました

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