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赤ちゃんの夜泣き、何とかならない?家でもできる夜泣きの対策はある?小児科医150人にきいてみました

泣く赤ちゃん
今回の調査では、「夜泣きを収めるには抱っこしてあげることが良い」とする意見が最も多く、その際に「抱き癖は気にしなくてもいい」という結果となりました。赤ちゃんの夜泣きはある程度仕方ない部分もありますが、ひどくしないためには赤ちゃんに安心感を与えてあげることが一番重要なようです。
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赤ちゃんと一緒に暮らしていくうえで、悩ましい問題の一つに「夜泣き」があると思います。
以前の記事では、夜泣きの始まる時期などを取り上げました。
今回はそんな夜泣きを何とか収めることはできないのか?夜泣きの対処法はどうしたらいいのか?など、小児科医163名に聞きました!

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2017年12月15日〜12月16日にかけて行われ、小児科医163名から回答を頂きました。

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オススメの夜泣き対策は?

まず、夜泣きが止まないときの対処法として医師がオススメするものはあるのかを聞いてみました。

図1
  • 70代男性 小児科
    添い寝で、夜間授乳している児はわずかな啼泣はあっても、長時間泣き続けることはありません。母乳不足と思って、人工乳を与えても効果は無く、また、太りすぎの幼若乳児は逆に泣き続けます。生活リズムを整えることが大事で、中でも午前中1時間以上の散歩が有効です。
  • 50代男性 小児科
    抱っこや車での外出などで泣き止む子供もいますが、ベッドに置くとすぐに泣きだすことも多いです。時期がきたらおさまるのでその期間はあきらめてといっています。
  • 60代男性 小児科
    部屋を暗くしたままだと不安感が募ってしまいます。なかなか泣き止まないときには、部屋を明るくしてしっかり覚醒した方が早く鎮静できることもあります。
  • 60代男性 小児科
    赤ちゃんが不安を感じると夜泣きになると思います。抱いてあげれば治まります。大きくなれば自然に夜泣きしなくなると思います。
  • 50代男性 小児科
    夜は部屋を長時間明るくしない、親が疲れない程度に付き合ってあげるなど。 あとは、夜のドライブをよく勧めます。
  • 50代女性 小児科
    不安がとれて落ち着く環境は個人差があるとおもいます。

過半数の医師が「抱っこをしてあげる」ことで夜泣きが収まることがあると回答しました。
次に「生活リズムを整える」が支持を得ましたが、こちらは朝の散歩や外出をオススメする医師が多く見られました。
他にも、泣き止まないときは部屋を明るくして一度起こしてあげる、ドライブをするなど様々なアドバイスが挙げられていましたが、多くの医師のコメントで共通していたのは、「赤ちゃんの不安感を取り除いてあげること」でした。
不安が和らぐ方法は、赤ちゃんによってそれぞれ異なります。
色んな方法を試してみて、赤ちゃんに合うものを見つけられるといいですね!

抱き癖がついてしまわないか心配・・・

先ほどの調査で夜泣きを収める方法として、最も支持を得たのは「抱っこをする」でした。
もしかしたらこの結果を見て、「泣いている赤ちゃんをすぐ抱っこしてしまったら抱き癖がついてしまうのではないか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
抱き癖とは、抱っこをしないと泣き止まなくなってしまうことです。
実際、すぐ抱っこをすると泣き癖はついてしまうのでしょうか。
こちらも医師に聞いてみました!

図2
  • 60代女性 小児科 すぐに抱っこしてあげたほうが良い
    子供は快適なことをすぐに覚えるので、抱っこしてあげればよいと思います。抱き癖で悪い点は、子供にとってないと思います。親が抱くのが面倒だと考えるだけですぐに抱かずにほっておくという考えは、子供にとってなんのメリットもないでしょう。
  • 60代男性 小児科 すぐに抱っこしてあげたほうが良い
    抱っこしなくても、動くようなものの上で寝せると泣き止むことがあります。自分のこどもは、隣に人がいるか蹴りながら確かめて、いないと泣き出していました。横にいる人は大変ですが、女房は蹴られても平気で寝ていました。抱き癖という言葉は無い方が良いと思います。
  • 50代男性 小児科 すぐに抱っこしてあげたほうが良い
    今では抱っこをしてあげたほうが、赤ちゃんが「自分の欲求を受け入れてもらえた」と認識し、早く泣き止むことが増えるため、直す必要はないという考え方が一般的と思います。
  • 50代男性 小児科 すぐに抱っこしてあげたほうが良い
    抱き癖など根拠がありません。抱っこしないと愛着障害につながる恐れがあります。
  • 40代女性 小児科 すぐに抱っこしてあげたほうが良い
    抱き癖という概念があるのは日本だけで欧米にはありません。この時期にしっかり抱いて愛情を注ぐことがその後の親子関係や人間関係の構築に影響します。
  • 60代女性 小児科 泣き止まなければ抱っこしてあげたほうが良い
    温度調節の不具合、空腹、痛みなど何が原因か考えましょう。とりあえずは安心感を与えることが大切です。
  • 30代男性 小児科 泣き止まなければ抱っこしてあげたほうが良い
    不快・不安だから泣くのである程度のところで抱っこをしてあげていいと思います。

9割近くの医師が「抱っこしてあげたほうが良い」と回答する結果となりました。
抱っこすることで赤ちゃんが安心し泣き止みやすい、赤ちゃんの愛着形成につながるなど、抱っこに対してポジティブな意見がほとんどでした。
「抱き癖で悪い点は、子供にとってない」や「抱き癖という言葉は無い方が良い」といった医師のコメントもあり、巷で思われているほど小児科医は、抱き癖についてネガティブに捉えていないようです。
抱き癖は気にせず、存分に抱っこしてあげてよさそうですね!

夜泣きの赤ちゃんには安心感を!

今回の調査では、「夜泣きを収めるには抱っこしてあげることが良い」とする意見が最も多く、その際「抱き癖は気にしなくてもいい」という結果となりました。
赤ちゃんの夜泣きはある程度仕方ない部分もありますが、ひどくしないためには赤ちゃんに安心感を与えてあげることが一番重要なようです。
抱っこの他にも散歩やドライブなどのアドバイスも参考に、色んな方法を試して、たくさん愛情を注いであげてください!

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