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辛い花粉症の鼻水や鼻づまり。花粉症による鼻の症状について医師544名に聞いてみました

花粉症の鼻水と鼻づまり
今回の調査では、花粉症で見られる鼻の症状で最も多いのは鼻水、次いで鼻づまり、鼻のかゆみ、そして少数ですが鼻血が出ることもあると回答した医師もいました。また、鼻づまりが身体へ与える影響として、呼吸困難によるストレス、夜に息苦しくて眠れないことによる睡眠不足と回答した医師が全体の6割以上を占め、QOLの低下に直結してしまうというコメントが多く寄せられる結果となりました。
花粉症
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つらい花粉症の鼻水と鼻づまり。くしゃみもとまらない。いつも鼻が気になって集中できない、なんて方も多いのではないでしょうか。
ティッシュがいくらあっても足りないこの季節、鼻水も厄介ですが、中でも鼻づまりは息苦しくてストレスが溜まりますよね。

そこで今回は、花粉症の中でも特に鼻に起こる症状について、内科医、耳鼻咽喉科医、アレルギー科医、計544名に聞いてみました!

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年3月9日〜3月12日にかけて行われ、内科医、耳鼻咽喉科医、アレルギー科医、計544名から回答を頂きました。

花粉でよく見られる鼻の症状は?

まずは「花粉症の患者さんによくみられる鼻の症状はなんですか?」という質問に対し、以下の選択肢から選んでいただき、コメントをしてもらいました。

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 鼻のかゆみ
  • 鼻血
  • その他

以下が結果となります。

花粉症の鼻の症状
  • 60代男性 一般内科
    鼻水と鼻づまりが多いです。
  • 50代男性 呼吸器内科 一般内科
    重症化するにつれ、鼻閉(びへい)、搔痒(そうよう)が合併します。
  • 60代男性 一般内科
    鼻閉(びへい)症状を訴える患者さんも多いです。
  • 50代男性 消化器内科 一般内科
    一番はスタスタ落ちるぐらいの鼻水です。
  • 50代男性 アレルギー科 一般内科
    鼻に関する症状が多いと思います。
  • 50代男性 アレルギー科 小児科
    鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみを伴う事が多いと認識しています。
  • 60代男性 循環器内科 一般内科
    鼻のかゆみの訴えが多いです。
  • 60代男性 代謝・内分泌科 一般内科
    鼻汁だけか鼻閉(びへい)を伴うのかを問診します。
  • 40代女性 一般内科
    選択肢の中では、鼻汁が比較的多く見られるよう気がします。鼻詰まりの場合には、患者さん自身が異なる疾患ではないのかと思っている場合が多いです。
  • 50代男性 一般内科
    鼻水が多いですが、炎症が強いと鼻血になることもあります。
  • 30代男性 耳鼻咽喉科
    鼻血もときどきいるので厄介です。
  • 30代男性 一般内科
    三大症状がくしゃみ・鼻水・鼻つまりですね。
  • 60代男性 アレルギー科 小児科
    クシャミを伴う患者が多いと思います。
  • 40代男性 総合診療 アレルギー科
    日常生活に支障をきたしている人も多いです。

集計の結果、鼻水、鼻づまりは特に多くみられる症状として挙げられていました。
「重症化するにつれ、鼻閉(びへい)、搔痒(そうよう)が合併します」というコメントもあり、重症度により症状も異なるようです。
また、「炎症が強いと鼻血になることもあります」や「鼻血もときどきいるので厄介です」のように、鼻血も稀に見られるようです。
さらに、「クシャミを伴う患者が多いと思います」のように、くしゃみを特徴的な症状として挙げているコメントも数多く寄せられました。

さて、花粉症の方でも鼻づまりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
そこで次は、鼻づまりによる身体全体への影響について聞いてみました!

鼻づまりによる身体への影響は?

鼻づまりの影響

調査の結果、呼吸しにくいことによるストレスと睡眠の質の低下と回答した医師が合わせて全体の6割を超え、次いで口呼吸になることと回答した医師も3割近くに及ぶ結果となりました。
少しでも鼻の通りをよくしようと、鼻通りがよくなりそうな飴やハーブティーを飲むなどいろいろ試したことのある方も多いのではないでしょうか。
それぞれの回答の医師のコメントを見ていきましょう。

呼吸しにくいことによるストレスがある

  • 50代男性 一般内科
    鼻水より鼻閉(びへい)のほうがつらいと思います。
  • 60代男性 循環器内科 一般内科
    呼吸困難はストレスでしょうね。
  • 60代男性 一般内科
    集中力の低下でしょう。
  • 70代男性 神経内科 一般内科
    何をするにつけても、一日の活動にネガティブな影響を与えてしまいます。
  • 80代男性 一般内科
    集中力が低下します。
  • 30代男性 総合診療 一般内科
    ストレスで結果として様々な症状が出ます。
  • 60代男性 循環器内科 一般内科
    ともかくうっとうしいと訴えられることが多いです。
  • 50代男性 神経内科 一般内科
    QOLが全般的に低下してしまいます。
  • 40代女性 消化器内科 一般内科
    様々なストレスと治療で生産性が低下します。
  • 50代男性 総合診療 一般内科
    息苦しいことは相当なストレスだと思います
  • 50代男性 一般内科
    QOLを阻害することがメインです。

一番多かった「呼吸しにくいことによるストレス」と回答をした医師のコメントを見ると、呼吸がしづらくなることで日常生活での生産性やQOLが下がるといった内容が見られました。
集中力の低下とコメントした医師もおられましたが、確かに、鼻づまりの時に頭がぼーっとする、といったことはありますね。

睡眠の質が低下する

  • 60代男性 循環器内科 一般内科
    睡眠の質が低下することは困ります。
  • 60代男性 循環器内科 一般内科
    睡眠不足による影響が大きいのではないでしょうか。
  • 50代男性 総合診療 一般内科
    口呼吸やにおいや味の問題もあるが一番は睡眠の質の低下ですね。
  • 50代男性 呼吸器内科 一般内科
    不眠が多いようです。
  • 50代男性 消化器内科 一般内科
    特に不眠症気味の人ではかなり苦痛になります。ちゃんと眠れません。
  • 50代男性 循環器内科 一般内科
    睡眠が妨げられ、生活の質が落ちてしまいます。
  • 30代女性 一般内科
    睡眠の質とともに昼間の集中力低下にも大いに影響します。

「睡眠の質が低下する」と回答をした医師のコメントを見ると、睡眠不足やそれに伴い昼間の集中力が低下してしまう、といった内容がみられました。
医師のコメントにあるように、もともと不眠症気味の方が鼻づまりによってさらに眠りにつきにくくなってしまうことがあるようです。

口呼吸になる

  • 50代男性 消化器内科 一般内科
    そのため、喉を傷める人がいます。
  • 40代男性 神経内科 一般内科
    上咽頭の湿度が低下し感染しやすくなってしまいます。
  • 50代男性 アレルギー科 一般内科
    口呼吸になり、のどの乾燥から風邪をひきやすくなります。
  • 30代男性 腎臓内科 一般内科
    口呼吸になることによりのどの乾燥などが起こります。

「口呼吸になる」と回答をした医師のコメントをみると、鼻づまりによって口呼吸になり、喉を傷めたり、乾燥したりすることで風邪をひきやすくなってしまう、と内容が見られました。
花粉症、風邪どちらかの症状でも辛いのに、両方かかってしまうのは何としてでも避けたいですね。

においや味がわからなくなる

  • 60代女性 産婦人科 一般内科
    においや味がわからなくなるのは著しく生活の質を落とします。
  • 40代男性 腎臓内科 一般内科
    味覚、嗅覚障害はけっこう生活に支障をきたします
  • 40代男性 整形外科 一般内科
    においやあじがわからないのはつらいでしょうね。

「においや味がわからなくなる」と回答をした医師のコメントからは、味覚・嗅覚障害は生活に支障をきたす、という内容がみられました。
確かに、鼻が詰まっていると、ごはんの味がしなかったりしますね。

その他

  • 50代男性 消化器内科 一般内科 
    鼻炎症状で一番困るのは倦怠感などの症状です

その他の回答では、倦怠感について言及があり、鼻づまりは鼻だけでなく、様々な面で私たちの身体に悪影響を及ぼす可能性があるようでした。

花粉症による代表的な鼻の症状は「鼻水」「鼻づまり」

今回の調査では、花粉症で起こる鼻の症状で多いのは「鼻水」と「鼻づまり」で、特に鼻づまりは日中のストレス及び睡眠の質の低下の原因となり、生産性やQOLを大幅に低下させるようでした。
花粉症の鼻の症状がつらい・・・そんなときは早めに病院を受診し、毎日をストレスなく過ごせるようにしましょう。

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