赤ちゃんのうんちは食べるもので変わる?授乳期と離乳期に分けて小児科医240人に聞いてみました

赤ちゃんのうんち
今回の調査では、授乳期、離乳期ともに食べるものによってうんちの硬さや回数、臭いなどに違いが出るという結果になりました。食べるものによってうんちが多少硬かったり、柔らかかったりしても元気があれば大した問題ではないようです。赤ちゃんの体調はうんちだけでなく、機嫌の良し悪しなども見て総合的に判断してあげるのが大切そうですね。
子ども・育児
イシコメ運営事務局 イシコメ運営事務局

赤ちゃんのうんちの変化は気になりますよね。
赤ちゃんは消化器官が未発達なので、突然うんちの質が変わってしまうこともあるようです。
では、赤ちゃんが食べるものによってもうんちは変わってくるのでしょうか。
今回は、授乳期と離乳期に分けて、それぞれのうんちの変化について小児科医240人に聞いてみました!

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年3月2日〜3月5日にかけて行われ、小児科医241名から回答を頂きました。

 

母乳とミルクでうんちに違いがあるの?

まずは、赤ちゃんが普段母乳を飲んでいるかミルクを飲んでいるかによってうんちに違いはあるのかを聞いてみました。
 

母乳とミルクでうんちの色は変わるか
  • 50代男性 小児科
    母乳便の方が全体的にやわらかく、場合によっては水様便までのこともあります。黄色から緑色まで様々な色です。ミルク便はねたっとした感じが多いです。匂いは、ミルク便の方が、匂いがうすく、色は黄色が主体となります。
  • 40代男性 小児科
    母乳だと「軟らかい」「黄色い」「無臭」、ミルクだと「固め」「茶色〜緑色」「臭いが強い」という特徴があります。
  • 50代男性 小児科
    母乳栄養児は便が柔らかく、酸味のあるにおいがする。と一般的に言われていますが、個人差がおおきいので一概にそうとは言えません。
  • 60代男性 小児科
    緑色の便は母乳に多いと言われますが、人工乳でも緑色になることもあります。
  • 30代男性 小児科
    母乳育児は軟便の児が多く、ミルク育児では便秘になりやすいように思います。
  • 40代男性 小児科
    母乳の便は黄色で顆粒便です。水分が多くなります。ミルクは粘性で緑色のことがあります。
  • 60代男性 小児科
    一般的に母乳栄養児では、便の回数が多く、柔らかくなります。体重増加があれば経過観察で大丈夫です。

6割弱の医師が、「硬さが違う」と回答し、「臭いが違う」が次に続く結果となりました。
ここで、今回の調査の結果からそれぞれのうんちの特徴をまとめてみました。

母乳育児の場合のうんち

  • 柔らかい。水様便のこともある。
  • 無臭~やや酸っぱい臭い
  • 黄色~緑色
  • 回数は多め

ミルク育児の場合のうんち

  • 硬め
  • 母乳育児に比べて強い臭い
  • 緑色~茶色
  • 回数は少なめ

一般的な特徴としては上記のようですが、医師のコメントにもあるように、やはり個人差もあるとのことなので、あくまで参考として見ていただくのがいいかと思います。

 

離乳食が始まるとうんちも変わる?

ここまで授乳期のうんちについて見てきましたが、離乳食が始まるとうんちの特徴も変わってくるのでしょうか?
 

離乳食でうんちの色は
  • 60代男性 小児科
    離乳食を開始しても、初期のころはそれほど変化が無いと思います。中期、後期と進んでゆくと時々便がゆるくなった、あるいは硬くなった、回数が増えた、などの訴えを聞くことがあります。
  • 50代男性 小児科
    最初は便が緩くなったり色が濃くなったり、回数が増えたり、臭いが臭くなったりします。元気があれば基本的には気にしません。
  • 40代男性 小児科
    離乳食が進むにつれて、大人に近づくように褐色でくさい便になっていくように思います。
  • 70代男性 小児科
    食べたものが動物性か植物性かなどで匂いが異なります。よほどのことがない限り便は固くなります。
  • 50代男性 小児科
    固形便に近づき、色も濃い茶色へ変化し、便の回数も減っていくものと認識しています。
  • 50代男性 小児科
    消化能力に応じた離乳食でないと急に便秘になったり、反対に消化不良便になったりします。

集計では、硬さや回数が変化しやすいという回答が上位にくる結果となりました。
ただ、硬さや回数については「柔らかくなる」「硬くなる」「増える」「減る」など、どちらの意見も見られました。
離乳食の内容などや消化器官の発達によっても異なってくるようですが、医師の意見として共通していたのはうんちの臭いです。
少しずつ大人の便と同じような臭いになっていくとのことでした。
離乳食を始めていままでとうんちが違うと気になることもあるかもしれませんが、赤ちゃんが元気そうならあまり心配することはないかもしれません。

 

赤ちゃんのうんちは食べ物や個人差による

今回の調査では、授乳期、離乳期ともに食べるものによってうんちの硬さや回数、臭いなどに違いが出るという結果になりました。
また個人差も大きいようで、「これを食べたからこのようなうんちが出る」というような断定は一概にはできないとのことでした。
しかし、食べるものによってうんちが多少硬かったり、柔らかかったりしても元気があれば大した問題ではないようです。
赤ちゃんの体調はうんちだけではなく、機嫌の良し悪しなども見て総合的に判断してあげるのが大切そうですね。

ツイート
この記事の著者

関連する記事