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ストレスが原因でめまいを起こすことはあるの?症状を緩和するには?550名の医師に聞いてみました

めまいとストレス
本調査の結果、ストレスによってめまいを起こすことはあると回答した医師が7割以上でした。また、症状の緩和方法については「休息を取る」「睡眠をしっかりとる」が多く支持を集め、医師のコメントには、めまいの原因であるストレス自体に対処すべきとする意見が多く見られました。
めまい
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日々私たちに降りかかってくるさまざまな「ストレス」。
その原因は人間関係や悩み等の精神的なものから、気候や騒音、睡眠不足等による身体的なものまで多岐に渡ります。
長い間ストレスに晒されていると体調を崩してしまう方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、ストレスによって”めまい”を引き起こすこともあるかもしれないと思われる方もいるのではないでしょうか。
目の前がグルグル回って見え、まるで遊園地のまわるコーヒーカップのように酔ってしまうめまいだとしたら、気持ち悪くて仕方がないですよね。
果たして、ストレスが原因でめまいを起こすことはあるのでしょうか。

そこで今回は、ストレスが原因でめまいを起こすことはあるのかや、その緩和方法について耳鼻咽喉科医、脳神経外科医、一般内科医、神経内科医550名に聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年3月20日〜3月23日にかけて行われ、耳鼻咽喉科医、脳神経外科医、一般内科医、神経内科医550名から回答を頂きました。

ストレスが原因でめまいを起こすことは「ある」

図1

  • 50代男性 脳神経外科 しばしばある
    自身では経験していませんが、ストレスによると思われるめまいを訴えられる患者さんは結構います。
  • 40代女性 一般内科 しばしばある
    ストレスから直接的な作用なのか、ストレスが身体機能に影響を及ぼしたことによる間接的な作用なのか分かりませんが、しばしばストレスが原因のめまいも見受けられます。
  • 50代男性 一般内科 小児科 しばしばある
    長く続くようであれば、うつ症状や自律神経失調症に繋がってしまう場合もあります。
  • 40代男性 神経内科 しばしばある
    いろいろ検索しても異常が見つからない場合、特に若い人では比較的ストレスの多い方に多い気がします。
  • 40代男性 一般内科 一般外科 大いにある
    問診上、めまい、頭痛、不眠などはストレスと関連があるように見受けられます。
  • 50代男性 一般内科 大いにある
    ストレスから不眠、食欲低下、水分摂取不足を生じてきます。
  • 40代男性 一般内科 耳鼻咽喉科 大いにある
    どんな症状でも起こりえてしまいますが、とはいえ生命に危険が及ぶ疾患が潜んでいることもあり、そこが難しいところです。
  • 50代男性 アレルギー科 一般内科 あまりない
    ストレスは誰にでもあるので、病的でないと考えにくいです。
  • 70代男性 一般内科 神経内科 ほとんどない
    ストレスを原因とするめまいはほとんど経験していません。

調査の結果、医師の75%以上が「ストレスが原因でめまいを起こすことはある」との意見を述べました。
あると回答した医師からは、「しばしばストレスが原因のめまいも見受けられる」「めまい、頭痛、不眠などはストレスと関連がある」といった、やはりストレスが原因とする意見を多く頂きました。
どうやら、ストレスが原因でめまいを起こすことはあるようです。

それでは、ストレスによるめまいの症状を緩和するには、どのような方法がいいのでしょうか。

ストレスによるめまい症状を緩和する方法とは?

「ストレスによるめまいの症状を緩和する最適な方法は何ですか」という質問に対し、以下の選択肢から選んでもらい、コメントを頂きました。

  • 休息する
  • 睡眠をしっかりとる
  • ゆったりと入浴につかる
  • 病院で診察を受ける
  • 運動をする
  • 身近な人に相談する
  • 趣味に打ち込む
  • お酒を飲む
  • その他

以下が結果となります。

図2

  • 40代男性 神経内科
    ストレス軽減の努力が必要かと思いますが、それが難しい場合、一時的な投薬も有用かと思います。
  • 40代女性 一般内科 神経内科
    ストレス(の原因となる事柄)を取り除くことが良いです。
  • 40代男性 一般内科 整形外科
    ストレスだとわかっているなら、それの回避が最大限行われるべきですが、上記の中なら睡眠が良いでしょう。
  • 40代女性 脳神経外科 リハビリテーション科
    自分なりの症状緩和策がうまくいかなければ受診すべきです。
  • 50代男性 一般内科 消化器内科
    まず安静にしておさまらなければ受診が良いです
  • 50代男性 一般内科 消化器内科
    できるだけリラックスできる環境にする必要があると思います。
  • 30代男性 一般内科 救急医療科
    やはりしっかりと休養をとると良いとおもいます。飲酒は悪化する印象があります。
  • 40代男性 一般内科 精神科
    お酒はほどほどであればいいでしょうが、飲み過ぎると新たな身体的ストレスになるため、めまいは悪化すると思います。血流を改善させるようなものがよろしいと思います。
  • 40代男性 アレルギー科 一般内科
    十分な休養と、運動などストレスの解消が重要だと思われます。
  • 40代男性 一般内科
    お酒に逃げないほうがよいですが、好きなことをしてほしいです。

調査の結果、「休息を取る」が最も多く、次いで「睡眠をしっかりとる」が並び、他の選択肢と大きく差をつける結果となりました。
体をしっかりと休めることがストレス解消へと繋がるようです。
医師のコメントでは、「ストレス(の原因となる事柄)を取り除く」「十分な休養と、運動などストレスの解消が重要」といった、めまいの原因となっているストレス自体に対処すべきとの見解が多く見られました。

めまい症状を緩和するには、めまい自体に対処するよりも、根っこにある原因のストレスに対処することが効果的だということですね。

ストレスによるめまい症状の改善には、しっかりと休息と睡眠を

今回は、ストレスが原因でめまいを起こすことがあるのか、またその最適な緩和方法について調査を行いました。
本調査によれば、ストレスによってめまいを起こすことはあると言えそうです。
そしてストレスによるめまいを緩和するには、めまいの原因であるストレスそのものに対処することが大切なようでした。
しかし、ストレス解消になりそうなものなら何でも良いわけではなく、例えばお酒は飲みすぎると、身体的なストレスとなりめまいが悪化するためあまり好ましくないようです。
きちんとめまい症状を緩和させるには、休息と睡眠をしっかり取ると良いとのことでした。
ストレスを溜め込んでめまいを引き起こし、心身ともに最悪!なんてことにならないよう、その日のストレスはその日のうちに休息し、適宜発散をするようにしましょう。

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