イシコメ

頭痛を伴うめまいの原因とは?病院に行くべき?医師548名に聞きました

めまいと頭痛
今回の調査の結果、「頭痛を伴うめまいの原因として最も多いもの」という質問に対し、「ストレスや過労」が最も多く回答され、次いで「緊張型頭痛」や「片頭痛」が挙げられました。しかし脳に重篤な疾患が潜んでいる恐れがあるため、症状が続くようであれば受診を推奨する見解がうかがえました。また、受診する科については脳について深く診察できる「脳神経外科」や「神経内科」、または総合的に診察ができる「一般内科」がいいのではないかとの意見が多く挙げられました。
めまい
イシコメ運営事務局 イシコメ運営事務局

頭痛とめまいが同時に起こってつらい…。
そんな経験をされた方もおられるかと思います。
特に脳は体の中でも重要なところのため、大きな疾患があるのではないかと心配になりますよね。
では、頭痛を伴うめまいの原因とはどのようなものがあるのでしょうか。
また、病院で診察を受けるとしたらどの診療科を受診すればいいのでしょう。
そこで今回は、頭痛を伴うめまいの原因などについて、耳鼻咽喉科、脳神経外科、一般内科、神経内科医、計548名に聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年3月26日〜3月29日にかけて行われ、耳鼻咽喉科、脳神経外科、一般内科、神経内科医、計548名から回答を頂きました。

頭痛を伴うめまいの原因とは

まず始めに、頭痛を伴うめまいの原因として最も多く考えられるものをみていきましょう。
「頭痛を伴うめまいの原因として多いものは何ですか」という質問に対し、以下の選択肢から選び、コメントを頂きました。

  • ストレスや疲労
  • 緊張型頭痛
  • 片頭痛
  • 脳出血
  • 睡眠不足
  • 緑内障
  • 中耳炎
  • その他

以下が結果となります。

図1

  • 50代男性 一般内科 ストレスや過労
    ストレス過労が多いですが、重篤な疾患の可能性も否定できません。
  • 50代男性 一般内科 片頭痛
    実際には片頭痛が多いと思いますが、危険な頭痛がかくれているおそれがあります。
  • 40代男性 脳神経外科 緊張型頭痛
    肩こりからの緊張型頭痛が多い印象です。
  • 40代男性 一般内科 睡眠不足
    睡眠不足が多い印象あります。
  • 40代女性 一般内科  片頭痛
    片頭痛&過労などが多い気がしますが、脳出血も隠れています。

「頭痛を伴うめまいの原因として最も多いもの」という質問に対し、ストレスや過労が31%と最も多い結果となりました。しかし、緊張型頭痛が27%片頭痛が25%とストレスや過労と大きな開きはありませんでした。

また、ストレスや過労、緊張型頭痛、片頭痛どの回答した多くの医師が、「脳出血や危険な頭痛が隠れているおそれもある」とコメントしています。このように、頭痛を伴うめまいの症状が現れたら、脳の重篤な疾患を疑う必要性も出てくるようです。

また、少数ではありますが、睡眠不足などが原因と回答する医師もみられました。

では、頭痛を伴うめまいの症状を感じた際、病院を受診した方が良いのでしょうか。医師の方の回答を見ていきましょう。

頭痛を伴うめまいで病院を受診すべき?

図2

  • 50代男性 一般内科 症状が続くようであれば受診すべき
    持続すれば重篤な疾患が隠れている場合があるので受診するべきだと思います。
  • 30代男性 一般内科 神経内科 症状が続くようであれば受診すべき
    激しい頭痛である場合は小脳出血などの可能性があり、受診すべきです。片頭痛などのによるもの可能性もあり、その場合は経過観察可能です。
  • 60代男性 一般内科 すぐ受診すべき
    頭痛がする場合は、重大な病気の可能があるので受診すべきです。 
  • 60代男性 一般内科 循環器内科 すぐ受診すべき
    やはり急に症状が出現したときは、緊急性が高い疾患がありますので。
  • 50代男性 一般内科 すぐ受診すべき
    クモ膜下出血の症例を経験したことがあります。

「症状が続くようであれば受診すべき」と回答した医師が約半数の50%、「受診すべき」が46%という結果になりました。程度によって違いは出てくるものの、受診すべきと考える医師がほとんどだということわかります。

また、「持続すれば重篤な疾患が隠れている場合があるので受診するべきだと思います」「激しい頭痛である場合は小脳出血などの可能性があり、受診すべき」といった医師からの意見もあり、症状が続くようであれば重篤な疾患の場合もあるため受診した方がよいといえます。

また、症状が持続しているかだけがポイントではなく、急に出現する頭痛も注意した方がいいようです。

それでは、受診する際に最も適している診療科は一体どこになるのでしょうか。医師の方の回答をみていきましょう。

受診するなら脳神経外科、神経内科、一般内科

図3

  • 60代男性 一般内科 脳神経外科
    脳の異常は否定したいので脳神経外科を受診されたらよいと思います。
  • 50代男性 一般内科 脳神経外科
    脳外科で初期診察してもらって、どこに行くか決めたらいいでしょう。
  • 30代男性 一般内科 血液内科 脳神経外科
    くも膜下出血を含めた脳出血を除外する必要があるため。
  • 60代男性 一般内科 神経内科
    脳卒中を否定するため神経内科受診が良いと思います。
  • 50代男性 アレルギー科 神経内科
    神経内科で診ることができれば一番いいとは思いますが、神経内科がない、とか、神経内科が診ない、とか、神経内科が(救急対応できない・しないので)すぐに診れない、とかあると一般内科で対応することになるのが多いのではないかと思われます。
  • 60代男性 一般内科 一般内科
    一般内科でスクリーニングしてから専門医に紹介して頂いた方がよろしいでしょう。

調査の回答をみると、「脳神経外科」「神経内科」「一般内科」という意見が多く上がりました。
医師からは「脳の異常は否定したいので脳神経外科を受診されたらよいと思います」などのアドバイスを頂きました。まずは重篤な疾患が隠れていないかを確認するためにも、詳しく診察ができる脳神経外科などの専門の科が推奨されているようです。

また、神経内科などがなく、診ることができない場合は、一般内科をすすめる意見も頂きました。一般内科では総合的に診察ができるので、そこで対応が難しければ専門の科へ紹介してもらうということも可能なようです。

頭痛を伴うめまいの場合には受診へ

今回は、頭痛を伴うめまいの原因から、その対処法などを調査いたしました。
頭痛を伴うめまいの原因としては、ストレスや疲労、緊張型頭痛、片頭痛が多数の医師が選んだ結果となりました。
このようなめまいと頭痛の症状が出た場合に病院を受診すべきか、という質問に対しては、症状が続く場合は受診すべきが50%、すぐ受診すべきが46%という結果となりました。
頭痛といった頭部の疾患が疑われる場合では、重篤な病気が潜んでいる可能性があるため、受診することを医師は勧めているようです。
その場合は、脳神経外科、神経内科、一般内科の受診が適しているようです。
頭痛を伴うめまいの場合、原因はストレスや過労の可能性もあるという結果もあるため、十分な睡眠やリラックスできる時間を設けるなどして、悪化しないようにしましょう。

ツイート
この記事の著者

関連する記事