発熱を伴う風邪の時に適した対処法は?控えるべき行動は?医師523人に聞いてみました

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発熱を伴う風邪の場合、自宅で早く治すために適している対処法として、「安静にする」と回答した医師が78%と最も多く、続いて「こまめに水分補給をする」と回答した医師が62%となりました。医師のコメントでも、安静にすることは前提として、やはり水分補給をしっかりすること、栄養を補給するようにとの記述が目立ちました。また、控えるべき行動について伺ったところ、「不要な外出」が68%と一番多く、「飲酒」、「運動」が約6割とこれに続きました。医師のコメントでも、感染拡大を防ぐためにも外出は避けるようにとの意見や、不要に体力を消耗させるような行動は避けるようにとの記述が目立ちました。発熱を伴う風邪では、不要な2次感染を避けるためにも家で安静にした上で、水分補給をしっかりとすることが一番大切と言えそうです。
発熱
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発熱を伴う風邪で、どうすれば良いか困った経験はありませんか?風邪の症状は苦しいときもありますし、日常生活への影響も大きいですよね。
早く楽になりたい、適した対処法を早めにとりたいと考える人もおられるのでは。また、症状を悪化させる行動、まわりに迷惑をかける行動は控えたいですよね。
そこで今回は、一般内科、総合診療科医523人に、発熱を伴う風邪の場合に適した対処法と控えるべき行動について聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年4月30日~2018年5月1日にかけて行われ、一般内科、総合診療科医523人から回答を頂きました。

発熱を伴う風邪の症状に適した対処法って何?

「風邪で発熱してしまった場合、自宅で早く風邪を治すために適していると考える対処法はなんですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • 安静にする
  • 体を温める
  • うがいをする
  • こまめに水分補給をする
  • こまめに着替える
  • 栄養価の高い食事をとる
  • ビタミンをとる
  • 市販薬を服用する
  • その他

以下のグラフが結果となります。

集計の結果、安静にすると回答している医師が78%と一番多く、こまめに水分補給をするが62%と続きました。過半数を超える医師が発熱を伴う風邪の症状には、安静にすること、こまめな水分補給を行う事が大切だと考えているようです。
では、それぞれの医師のコメントを見ていきましょう。

まずは安静にして、しっかりと水分補給を

  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給をする
    安静が基本だと思います。
  • 60代男性 総合診療科 安静にする
    安静にするのが一番良いと思います。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給をする
    ベッド上安静にしています。
  • 60代男性 一般内科 安静にする
    安静と脱水予防の水分摂取が大切です。
  • 50代男性 一般内科 安静にする
    まず安静にすることが重要です。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給をする
    水分をしっかりとって、とにかく寝ること。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給をする
    水分をしっかりとります。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする
    水分補給をとりましょう。
  • 60代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給をする
    水分補給が最も必要です。
  • 40代男性 一般内科 こまめに水分補給をする
    水分摂取が一番だと思います。

医師の回答を見るとまずは安静にして水分補給をしっかりとる、とのコメントが一番多く見られました。
どちらも家で出来る対処法としては基本的なことですが、発熱を伴う風邪の際には、しっかりと行っておきたいものです。
水分補給については、普段よりも意識的に飲むようすることが早期回復に大切だと言えるでしょう。

栄養補給も忘れずに

  • 40代男性 総合診療科 うがい・栄養価の高い食事をとる
    とにかく栄養をとるようにしています。
  • 40代男性 一般内科 安静にする・栄養価の高い食事をとる
    安静、栄養で免疫を高めることです。
  • 40代男性 一般内科 こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    栄養価の高い食事をとることです。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    食べられるときにしっかり食べておくことです。
  • 50代男性 総合診療科 安静にする・こまめに水分補給する
    ビタミンや食事についても、効果的ではないかと思います。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    栄養と水分補給が大切です。
  • 50代男性 一般内科 安静にする・うがいをする・こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    十分な休養、睡眠、栄養をとりゆっくり休むことです。
  • 40代男性 総合診療科 安静にする・こまめに水分補給する・うがい・栄養価の高い食事をとる
    安静にして、栄養をとっていれば殆どの場合良くなります。
  • 30代男性 総合診療科 こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    まずは栄養をとってほしいです。
  • 80代男性 一般内科 安静にする・体を温める・うがいをする・こまめに水分補給する・栄養価の高い食事をとる
    自宅で栄養のあるものを食べて、温かくして休むことです。
  • 60代男性 一般内科 栄養価の高い食事をとる
    無理をしないで栄養をつける事が大事と思います。

次に栄養補給もしっかりとる、という医師からのコメントが多くありました。
発熱の症状もあるとなかなか普段のようには食欲も湧きにくいと思いますが、食べられそうなもので良いのでなるべく栄養をつける事を意識すると、回復に近づくと言えるでしょう。

発熱を伴う風邪の症状がある場合に控えるべき行動って何?

続いて「風邪で発熱もしている際に、控えるべき行動はなんですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • 飲酒
  • 入浴
  • 無理な食事
  • 運動
  • 不要な外出
  • その他

以下のグラフが結果となります。

集計の結果、不要な外出と回答している医師が68%と一番多くなりました。次に飲酒、運動が約6割と続きました。
続いて医師のコメントを見ていきましょう。

他の人に感染させないように外出は控える

  • 50代男性 一般内科 無理な食事・運動・不要な外出
    感染症を伝播させる恐れがあるので。
  • 60代男性 一般内科 入浴・運動・不要な外出
    人にうつしてはいけません。
  • 50代男性 一般内科 不要な外出
    自分を治すことと同時に人にうつさないことです。
  • 40代男性 一般内科 不要な外出
    他の人にうつさないようにするべき。
  • 50代男性 一般内科 無理な食事・不要な外出
    他の方にうつさないように気を付けています。
  • 40代男性 一般内科 飲酒・不要な外出
    不要な外出は感染を拡大させます。
  • 50代女性 一般内科 不要な外出
    他人と接触しない方が良いです。
  • 50代男性 一般内科 不要な外出
    人にうつすな、ばらまくな、です。
  • 50代男性 一般内科 運動・不要な外出
    外出は他の人に迷惑になります。
  • 50代男性 一般内科 不要な外出
    不要な外出は控え、2次的な感染を予防することです。

コメントで一番多くあったのは、人に感染させてはいけないといったものでした。
病気になると、出勤できるかどうかなど、ついつい自分のことを考えてしまいがちですが、不用意な行動で他の人に感染を広げてしまうことは避けるべきと医師のコメントでも述べられています
家で安静にしていることは、感染拡大の予防にもなります。周りの人も配慮し、養生に努めましょう。

飲酒は避けましょう!

  • 50代男性 一般内科 飲酒
    アルコールは避けるべきです。
  • 60代男性 一般内科 飲酒
    お酒はだめだと思います。
  • 50代男性 一般内科 飲酒・運動・不要な外出
    さすがにアルコールは控えましょう。
  • 50代男性 一般内科 飲酒・無理な食事・不要な外出
    飲酒、無理な食事、不要な外出は控えるべきです。
  • 50代男性 一般内科 飲酒
    飲酒は考えられません。
  • 50代女性 一般内科 飲酒
    飲酒は最もよくないです。
  • 60代男性 一般内科 飲酒・無理な食事
    飲酒や無理な食事は避けます。
  • 50代男性 一般内科 飲酒・運動
    飲酒と運動は控えるべきです。
  • 40代男性 一般内科 飲酒
    飲酒は炎症を悪化させます。
  • 40代男性 一般内科 飲酒・運動・不要な外出
    飲酒と喫煙はだめでしょう。
  • 60代男性 一般内科 飲酒・運動
    飲酒、無理な食事、運動などは避けるべき。

続いてコメントで目立ったのは、飲酒は避けるべきとする意見です。
症状を悪化させる恐れもありますし、薬を飲んでいると相性が悪い場合もあります。
お酒を1日の楽しみにしている方も多いと思いますが、発熱を伴う風邪の時は、極力控えることが望まれるでしょう。

まずは安静に水分補給をしっかりと。不要な外出は控えましょう。

今回は、発熱を伴う風邪の症状の時の適した対処法と控えるべき行動についてみていきました。
本調査によると、発熱を伴う風邪の症状の時の適した対処法は、まずは安静にして水分補給をしっかりすることでした。
可能であれば、栄養補給もしっかりすることで早期の回復に向かいそうです。
続いて控えるべき行動としては、不要な外出は避け、2次感染を防ぐべきとする意見が一番多く目立ちました。
加えて、飲酒行為についても処方された薬との飲み合わせが悪かったり、回復を遅らせたりする可能性が高いので避けるべきとする意見が多くありました。
発熱を伴う風邪の症状で困った際は、不用意な外出はなるべく避けて家で水分補給をしながらゆっくりと安静にしていましょう。
そうすることが早期回復に繋がるはずです。

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