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風邪が流行する原因って何?流行しやすい季節はいつなの?医師501人に聞いてみました

街中を歩く人
本調査の結果、風邪が流行する原因については、「乾燥した空気」との回答が一番高く、次に「低い気温」が続きました。この2つの原因が飛び抜けて得票率が高く、特に「乾燥した空気」は際立って原因として考えられていると言えそうです。また風邪が流行しやすい季節については、「冬」と回答している医師が一番多く、次に「季節は関係ない」が続きました。寒くて乾燥している「冬」が大半の医師の票を集めていましたが、季節に関係なく乾燥や寒暖差があるときに流行することもあるという医師の見解も見られ、注意が必要なようでした。
風邪
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風邪に悩まされた経験はありませんか?
熱が出たり、喉が痛かったり、頭がぼーっとしたり様々な症状に困りますよね。
具合が悪い時に無理に外にでると、感染してしまい、体調を崩す可能性もあるかと思います。
では、そもそも風邪ってどんな原因で流行するのでしょうか。さらに流行しやすい時期はあるのでしょうか。

そこで今回は、一般内科、総合診療科医501人に、風邪が流行する原因と流行しやすい季節について聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年5月14日~2018年5月15日にかけて行われ、一般内科、総合診療科医501人から回答を頂きました。

風邪は何で流行するの?

「風邪が流行する主な原因はなんですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • 乾燥した空気
  • 低い気温
  • 湿った空気
  • 高い気温
  • その他

以下のグラフが結果となります。

集計では、「乾燥した空気」との回答が82%と一番高く、次に「低い気温」、「その他」が続きました。ここまでの結果から、特に「乾燥した空気」が際立って得票率が高く、「低い気温」も影響が大きそうです。

それでは、医師のコメントを見ていきましょう。

風邪が流行しやすいのは、乾燥した空気が原因

  • 60代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    ウイルスが活動しやすいためです。
  • 50代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    風邪が流行する主な原因は乾燥した空気です。
  • 60代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥すると、鼻咽頭の抵抗力も落ちるのでかかり易くなると思います。
  • 50代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥した空気も悪影響を及ぼすと思います。
  • 60代女性 一般内科 「乾燥した空気」
    ウイルス増殖に乾燥は最適の環境かと思います。
  • 60代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥していると感染率が上昇します。
  • 60代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥した空気は気道粘膜を乾燥させ、粘膜を損傷させるためです。
  • 60代女性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥する時期にはやるようです。
  • 60代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥した空気、特に冷気が悪いです。
  • 50代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    粘膜損傷の恐れがあると思います。
  • 50代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    やはり乾燥した気候の時期に多いように感じます。
  • 50代男性 一般内科 「乾燥した空気」
    乾燥した空気は原因になりやすいと思います。

最も多かったのは、「乾燥した空気」を原因と考える声でした。
医師のコメントによれば、空気が乾燥していると、ウイルスが蔓延しやすくなるようですし、気道粘膜も乾燥して損傷しやすくなるようです。
部屋が乾燥していると感じる場合などは、加湿器で調整するなどすると風邪の予防に役立つかもしれません。

低い気温も要注意

  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    体温低下がストレスになります。
  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    気温の変化、寒気が入ると多いかもしれないです。
  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    やっぱり寒さが大きいと思います。
  • 70代男性 一般内科 「低い気温」
    寒い時期と気温の変動が激しい時に多いです。
  • 50代男性 一般内科 「低い気温」
    急に冷え込んだ時に多いです。
  • 30代男性 一般内科 「低い気温」
    低温は抵抗力を減じるからです。
  • 50代男性 一般内科 「低い気温」
    寒いと免疫力が低下します。
  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    寒いと風邪をひきやすいと思います。
  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    やはり天候と言うか寒さが厳しい時でしょう。
  • 60代男性 一般内科 「低い気温」
    免疫低下につながるためです。
  • 50代男性 一般内科 「低い気温」
    気温が下がると、明らかに風邪の症例は増えます。
  • 40代男性 一般内科 「低い気温」
    日中暑くても朝晩冷えたり、クーラーで冷えたりすると流行します。

次に多かったのは、「低い気温が影響する」との意見です。
医師のコメントでは、「寒いと免疫力が低下します」や「低温は抵抗力を減じるからです」とありました。どうやら気温が低いと免疫力や抵抗力に影響して風邪にもかかりやすくなる、といった見解のようです。
また、寒い季節もそうですが、夏でもクーラーで冷やしすぎると体調を崩す原因になるようで気をつけた方がよさそうです。

風邪が流行しやすい季節っていつ?

続いて「風邪が流行しやすい季節はいつですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • 季節は関係ない

以下のグラフが結果となります。

「冬」と回答している医師が70%と一番多く、次に「季節は関係ない」が続きました。
大半の医師が「冬」に風邪が流行しやすいと考えている事が分かります。

それでは、医師のコメントを見ていきましょう。

冬に風邪は流行しやすい

  • 50代男性 一般内科 「冬」
    少し寒くなると風邪の人が増えます。
  • 40代男性 一般内科 「冬」
    圧倒的に冬に多い気がします。
  • 50代男性 一般内科 「冬」
    乾燥と寒さの冬でしょう。
  • 60代男性 一般内科 「冬」
    冬が一番多いと思います。
  • 40代男性 一般内科 「冬」
    寒さと乾燥なので、冬が一番引きやすいです。
  • 60代男性 一般内科 「冬」
    やはり冬場が多い印象です。
  • 40代男性 一般内科 「冬」
    インフルエンザの季節だからです。
  • 60代男性 一般内科 「冬」
    一年中ありますが、冬に多いです。
  • 60代男性 一般内科 「冬」
    空気の乾燥した冬場が多いです。
  • 60代男性 一般内科 「冬」
    風邪の場合は、やっぱり空気の乾燥する冬だと思います。
  • 50代男性 一般内科 「冬」
    インフルエンザを含めて、冬季に多いと考えます。

多く見られたコメントは、「冬に多い」といったものでした。
1つ目の設問の風邪の原因の回答にあった、「乾燥した空気」と「低い気温」、その両方の条件を満たしているのが冬という季節と言えます。
医師のコメントでは、実際の患者数も冬が圧倒的に多いといった意見も見られました。また、インフルエンザの患者の数が増える季節としても冬はお馴染みだと思います。
暖かい格好をする、人混みに出るときはマスクをするなど、冬場はしっかりと風邪の予防対策をして乗り切りましょう。

少数だが季節は関係ないとの意見も

  • 50代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    いつでも起こります。
  • 70代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    特に季節は関係ありません。
  • 50代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    寒暖差があるときに生じます。
  • 60代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    インフルエンザなどを除けば、季節は関係ないように思われます。
  • 60代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    乾燥していればいつでも可能です。
  • 50代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    季節は特に関係ないと思います。
  • 50代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    手を洗わない人は年中洗わないからです。
  • 40代女性 一般内科 「季節は関係ない」
    気温差がひどくなる時です。
  • 50代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    季節には関係なく温度変化の大きい時です。
  • 60代男性 一般内科 「季節は関係ない」
    乾燥したり、天候不順があれば、いつでも流行し得ります。

次にコメントで多かったのは、「季節は関係ない」との意見です。
空気が乾燥する時や寒暖差がある時に流行するので、季節は関係ないといった医師のコメントが目立ちました。
風邪を予防したいときは季節だけでなく、乾燥の程度や気温の変化の情報にも目を向けると良いかもしれません。

空気の乾燥と低い気温に要注意!その条件を満たす「冬」は風邪が流行しやすい

本調査によると、風邪が流行する原因については、「乾燥した空気」との回答が82%と一番高く、次に「低い気温」が続きました。
空気が乾燥していると手や肌などがカサつきやすいのと同様に、喉の粘膜も乾いて損傷しやすくなったり、風邪のウイルスも蔓延しやすくなったりする事から風邪にかかりやすくなるようでした。また、医師のコメントによれば低い気温は、免疫力の低下にも影響するようです。

風邪が流行しやすい季節については、「冬」と回答している医師が70%と一番多く、次に「季節は関係ない」が続きました。
たしかに「冬」は「空気が乾燥」しやすく「気温も低い」といった風邪にかかりやすい条件を満たしており、風邪が流行しやすい季節だと言えるでしょう。
しかし、他の季節でも乾燥や寒暖差がある時に流行するという意見も見られたことから、冬以外の季節でも油断はせず、日頃から予防策をしておくことが大事そうです。

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