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風邪で声が出ない場合の対処法って何?医師504人に聞いてみました

風邪で声が出ない
風邪で声が出ない場合の適した対処法は、「なるべく喋らない」と回答した医師が56%と一番多く、次に「マスクをする」、「部屋を加湿する」が続きました。医師からは、「喉を酷使しないことが重要」との意見が多く見られました。喉を痛めている場合は、なるべく声帯に負担がかからないように過ごすことが大事と言えそうです。体調が回復するまでは、可能な限り喉を酷使することを避け、マスクをしたり、部屋を加湿したりして、安静にするようにしましょう。
風邪
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風邪に伴って、声が出なくなったことはありませんか?
咳をしたり喉が痛かったり、風邪の基本的な症状だけでも困りますよね。
さらに喉が痛くてうまく声が出せないと、仕事でもプライベートでも何をするにも大変不便です。
少しでもよくするために何か出来る対処法はないのでしょうか。

そこで今回は、一般内科、総合診療科医504人に、風邪で声が出ない場合の適した対処法について聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年5月16日~2018年5月17日にかけて行われ、一般内科、総合診療科医504人から回答を頂きました。

風邪で声が出ない時の対処法って何?

「風邪で声が出ない場合の対処法として適したものは何ですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • なるべく喋らない
  • マスクをする
  • 部屋を加湿する
  • お酒やタバコをやめる
  • 病院を受診する
  • 市販薬を使用する
  • その他

以下のグラフが結果となります。

図1

 

集計では、「なるべく喋らない」と回答した医師が56%と一番多く、次に「マスクをする」、「部屋を加湿する」が続きました。
上位3つを見る限り、喉をいたわる対処法が多く支持されているのが分かります。

それでは、医師のコメントを見ていきましょう。

風邪で声がでない時は、なるべく喋らないで喉を安静に

  • 60代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    のどの安静が大切です。
  • 50代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    しゃべらないのが良いと思います。
  • 50代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    声を出さないように、おとなしくしていましょう。
  • 60代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    喉頭炎ということなら声帯の安静が一番です。
  • 60代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    できるだけ話さないで喉を休めましょう。
  • 40代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    喉を酷使しないのが、一番早く治ります。
  • 40代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    声帯を休めてあげるのがよいです。
  • 60代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    乾燥した粘膜の声帯には休ませるのが一番です。ネブライザー、蒸気吸入も悪くはないでしょう。
  • 50代男性 一般内科 「なるべく喋らない」
    風邪であれば1週間以内に改善するはずですから、しゃべらずに安静にするようにお伝えします。

一番多く見られたコメントは、「喉を安静に」といったものでした。
必要最低限は仕方がないかもしれませんが、「できるだけ話さないで喉を休めましょう」といった医師のコメントもあるように、なるべく話す機会を少なくして喉を休めて安静にすると良いといった意見が目立ちました。

喉を酷使するような機会は控え、風邪が良くなるまでは声帯が十分に休まるよう意識して過ごすことが大事そうです。
ネブライザー(喘息用吸入器)の使用や蒸気吸入がいいといった医師の意見もあったので、試してみても良いかもしれません。

マスクをしよう

  • 60代男性 一般内科 「マスクをする」
    マスクをしてうがいに励むのがいいと思います。
  • 50代男性 一般内科 「マスクをする」
    エチケットとしてマスクは必要と思います。
  • 50代男性 一般内科 「マスクをする」
    マスクは感染予防と湿度をたもてるので一石二鳥です。
  • 60代男性 一般内科 「マスクをする」
    湿度を保ち、炎症止めのうがい薬を使います。
  • 40代男性 一般内科 「マスクをする」
    マスクをして加湿するようにしましょう。
  • 50代男性 一般内科 「マスクをする」
    マスクで乾燥を防ぎましょう。
  • 40代男性 一般内科 「マスクをする」
    乾燥防止がもっともよいと思います。

「マスクをする」を選んだ医師のコメントによれば、マスクは乾燥を防止できる事、他の人への感染を予防できる事が優れているようです。
それらを同時に行えてしまうため、マスクの着用は一石二鳥であるとの意見もありました。
マスクをするのと同時にうがいを勧めるコメントも見られたので、併せて行うとより効果的かしれません。

部屋を加湿しよう

  • 60代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    乾燥させないのが良いと思います。
  • 50代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    加湿が大切だと思います。
  • 40代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    潤いと声の安静が必要です。
  • 40代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    喉を湿らせる程度でしょうか、うがいをよくします。
  • 60代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    加湿が一番いいように思います。
  • 50代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    乾燥に気をつけて早めに受診するべきと思います。
  • 60代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    湿度を保つようにします。
  • 70代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    乾燥が悪化する原因かと思います。
  • 30代男性 一般内科 「部屋を加湿する」
    乾燥によるものが多いと考えます。

「部屋を加湿する」といった意見も一定の支持を集めました。
空気が乾燥していると風邪のウイルスが繁殖する原因となってしまうことは、以前のイシコメの記事でも挙げられていました。

関連記事:
風邪が流行する原因って何?流行しやすい季節はいつなの?医師501人に聞いてみました 


さらに喉も湿度が保たれていないと辛いでしょうし、風邪をひいている時は、特に部屋を加湿する事が大事になってくるでしょう。
マスクをしっかり着用し、その上で部屋の加湿を行えば喉の回復に対してもより効果的になると思います。

お酒やタバコは控えよう

  • 60代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    禁煙は必須です。あとは乾燥しないよう注意しましょう。
  • 50代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    禁煙は必須だと思います。
  • 50代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    タバコ吸っている場合じゃないです。
  • 50代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    アルコールは控えます。
  • 50代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    これを機会に禁煙指導します。
  • 60代男性 一般内科 「お酒やタバコをやめる」
    お酒やタバコをやめるのが良いと思われます。

一般的なことかもしれませんが、「お酒やタバコをやめる」との意見も医師のコメントで見られました。

特に、禁煙を強く求める医師の声が多く挙がっていましたが、喫煙は喉を刺激してしまう原因にもなります。
なかなか禁煙できないという方もおられると思いますが、症状の回復を優先するようにしましょう。

風邪で声が出ない時は保湿をしっかりと行い、喉を休めましょう

本調査によると、風邪で声が出ない場合の適した対処法は、「なるべく喋らない」と回答した医師が一番多く、次に「マスクをする」、「部屋を加湿する」が続きました。
喉を痛めている場合は、なるべく声帯に負担がかからないように過ごすことが大事と言えそうです。
可能な限り体調が回復するまでは喉を酷使する事は避け、マスクをしたり、部屋を加湿したりして、安静にするようにしましょう。

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