発熱の症状がある時におすすめの対処法って何?医師524人に聞いてみました

頭を押さえる女性
発熱がある際におすすめの対処法は、「こまめに水分補給をする」との回答が82%と一番高く、次に「消化のよい食事をとる」、「体を温める」が続きました。調査では、「こまめに水分補給をする」との回答が対処法として際立って支持されていました。また医師のコメントでは、「症状がどうしても辛い際は解熱鎮痛剤の使用を勧める」との声もありました。発熱の症状がある際は、脱水を予防するためにも多めの水分補給を心がけ、高熱などでつらい際は、解熱鎮痛剤の使用を検討してみてもよいかもしれません。
発熱
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あれ、なんか調子悪いかも。そう感じて体温を測ると熱がある…、そんなこともあるかと思います。
熱が出ていると普段のような調子も出ませんし、行動も色々と制限を受けてしまいますよね。発熱に適した対処法はないのか知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一般内科、総合診療科の医師524人に、発熱の症状がある際のおすすめの対処法について聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年5月8日~2018年5月9日にかけて行われ、一般内科、総合診療科の医師524人から回答を頂きました。

おすすめの対処法って何?

「発熱してから病院へ行くまでの間、おすすめの対処方法はなんですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • こまめに水分補給をする
  • 消化のよい食事をとる
  • 体を温める
  • 解熱鎮痛剤を使う
  • マスクを着用する
  • 体温をこまめに計る
  • その他

以下のグラフが結果となります。

集計では、「こまめに水分補給をする」との回答が82%と一番高く、次に「消化のよい食事をとる」、「体を温める」が22%ずつと続きました。

「こまめに水分補給をする」が非常に高く支持されているのが分かります。

それでは、医師のコメントを見ていきましょう。

熱の際は、水分補給をしっかりと!

  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる
    水分補給が大事と思います。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする
    脱水になると症状が重篤となるので水分摂取は必要と思います。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・マスクを着用する
    寒気があれば保温、脱水予防に水分補給、寒気がなければクーリングが必要と思われます。
  • 60代男性 一般内科 体を温める・こまめに水分補給をする・体温をこまめに計る・マスクを着用する・解熱鎮痛剤を使う
    脱水予防のための水分補給が大切です。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする
    水分補給はすべきだと思います。他の処置としては本人が楽になるなら何をしても構いません。
  • 50代女性 一般内科 こまめに水分補給をする・体温をこまめに計る
    脱水に気をつける事です。風邪の初期ならビタミンCを摂る事も効果的です。
  • 70代男性 一般内科 こまめに水分補給をする
    高齢者では脱水による発熱もあります。
  • 40代女性 一般内科 こまめに水分補給をする
    水分は意識しないと摂取されない高齢者が多いような気がします。
  • 60代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食をとる
    まずは水分補給と、体力維持です。
  • 50代女性 一般内科 こまめに水分補給をする
    水分補給が可能であれば一番と思います。体を温める方がよい場合と冷やす方がよい場合があると思います。
  • 60代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる
    さらに上昇する危険性があるため、脱水予防・体力保持に努めましょう。

医師の回答を見ると、こまめな水分補給を推奨する声が多数挙がっていました。症状改善のためにも水分補給は意識した方が良いですが、発熱のときは特に脱水症状を懸念する意見が多く見られました。
また、高齢者の方の脱水は注意するよう促す医師のコメントも見られました。
脱水症状については、以下の説明を参考にしてください。

脱水と健康被害

尿、汗等の喪失量に見合う水分を適量摂取できれば、血漿浸透圧は一定に保たれますが、水分摂取量が不足すると血漿浸透圧が上昇し、のどが渇き、尿が濃縮されます。水分の摂取量不足は、健康障害や重大な事故の大きなリスク要因の一つとなります。

引用:「健康のため水を飲もう」推進運動|厚生労働省

安静にしつつもこまめな水分補給を意識して行い、症状の改善に努めましょう。

消化に良いものを食べ、体を温めよう

  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる
    診断の為には解熱剤はない方が有り難いですが、発熱のため食事摂取や水分摂取が滞るようであれば解熱剤を使用し、摂取できる環境を探って貰った方が良いと考えます。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる
    こまめに水分補給をする事と、消化のよい食事をとる事です。
  • 50代男性 一般内科 体を温める・こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる
    安静と水分補給、栄養補給です。
  • 60代男性 一般内科 体を温める
    寒気があるようなら温めるのが良いでしょう。
  • 60代男性 一般内科 体を温める
    体温保持で冷えるのを防ぎます。
  • 40代男性 一般内科 体を温める
    布団でくるまって発汗します。
  • 60代男性 一般内科 体を温める
    38.5度以下であれば、保温でよいと思います。
  • 50代男性 一般内科 体を温める
    ウイルス、最近は熱に弱いので体は熱を出してそれらをやっつけようとしています。

次にコメントで気になったのは、「消化に良いものを食べ、体を温めよう」という医師の意見です。
コメントにもありますが、食事がままならないようであれば解熱剤の使用も検討しても良いようです。
また、体が冷えてしまわないようにする事に気を配るのも大切です。
布団に包まったりして、発汗すること、体を温めることを推奨した医師のコメントも見られました。

発熱の症状が辛ければ解熱鎮痛剤も要検討

  • 50代男性 一般内科 解熱鎮痛剤を使う
    解熱しないとしんどいからです。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・体温をこまめに計る・解熱鎮痛剤を使う
    対症療法か解熱鎮痛剤になります。
  • 60代女性 一般内科 こまめに水分補給をする・解熱鎮痛剤を使う
    頚部など血管が浅いところをタオル等で冷やします。解熱剤は熱の高さ、他の症状にも寄ります。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・解熱鎮痛剤を使う
    本当は水分とってゆっくり休むのがいいですが、熱でどうしても我慢ならないなら薬で下げるしかないです。本来、発熱は自己防衛の反応なのでそのままがいいのですが、現実当事者はきついと思いますので。
  • 50代男性 一般内科 解熱鎮痛剤を使う
    風邪などであれば解熱鎮痛剤の内服で良いです。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・解熱鎮痛剤を使う
    倦怠感が強くなければ市販の解熱剤で様子を見ても良いです。
  • 50代男性 一般内科 解熱鎮痛剤を使う
    まずは熱を下げてよいと思います。
  • 40代男性 一般内科 こまめに水分補給をす・消化のよい食事をとる・解熱鎮痛剤を使う
    解熱鎮痛剤は38.5℃を超えるようなら、使います。
  • 50代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・消化のよい食事をとる・解熱鎮痛剤を使う
    熱中症などの環境要因による熱を除き、発熱自体が体に害をなすわけではないので、なんでもよいです。
  • 60代男性 一般内科 こまめに水分補給をする・体温をこまめに計る・解熱鎮痛剤を使う
    高熱なら、アセトアミノフェンの使用を考慮します。

続いて、「解熱鎮痛剤の使用を検討すべき」とした医師のコメントを紹介します。
発熱したら考えなしにすぐに使用しても良いというわけではなく、高熱で症状がつらく我慢できない時などは、解熱鎮痛剤の使用を検討するように促す意見がみられました。
また、解熱鎮痛剤の一つであるアセトアミノフェンの使用が推奨されていました。何を使用していいか分からない際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

脱水予防のためにも、こまめな水分補給を心がけよう!

本調査によると、発熱の症状がある際のおすすめの対処法は、「こまめに水分補給をする」との回答が最も多く、次に「消化のよい食事をとる」、「体を温める」が続きました。
まず熱の対処法で迷った際には、こまめに水分補給を心掛けることが大事そうです。さらに辛い時には無理をせずに、解熱剤の使用を検討してみてもいいかもしれません。
熱の際は、適切な対処を心掛け、早く症状をよくしたいですね!

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