コレステロール値を高くする食品とは?医師527名に聞いてみました

食事の風景
本調査では、「コレステロール値を上げる食品とは一体何か」と質問したところ、「卵類」との回答が最も多く、次いで「肉類」、「菓子類」、「乳製品」との結果となりました。「卵類」と回答した方々からは、卵黄には多量のコレステロールが含まれている、卵の食べすぎには注意などのコメントが寄せられました。次に多かった「肉類」を選んだ医師の意見には、肉の脂身を指摘する声や肉の種類によるといったコメントがみられました。3番目に多かった「菓子類」では、甘いものがコレステロールを増やす、お菓子の油は危険などのコメントが挙げられました。最近食生活が乱れているかもしれないと感じている方は、今回の記事を参考に改善を試みてはいかがでしょうか。
全身の不調の悩み
イシコメ運営事務局

みなさんは食事をされる際、何か気をつけていることはありますか?
カロリーの低い食べ物を中心に摂ったり、糖質オフのものを摂取したり、様々な配慮があるかと思います。
そんななか、コレステロールが多い食品をなるべく摂らないようにしているという方も少なくはないでしょう。
では、そんなコレステロール値を高くしてしまう食品とは一体どのようなものなのでしょうか。

そこで今回は、コレステロール値を上げる食品とは何か、一般内科医、総合診療医、循環器内科医、代謝・内分泌科医の計527名に聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年10月6日~2018年10月9日にかけて行われ、一般内科医、総合診療医、循環器内科医、代謝・内分泌科医の計527名から回答を頂きました。

コレステロール値を上げる食品とは?

「これまでの先生のご経験から、コレステロール値を上げると思う食品は何ですか」という質問に対し、以下の選択肢から選んでもらい、コメントをいただきました。

  • 卵類
  • 肉類
  • 魚介類
  • 穀物類
  • 乳製品
  • 菓子類
  • その他

以下が結果となります。

  • 50代男性 一般内科 「卵類」
    卵黄が1グラム当たりのコレステロールが一番多いです。
  • 60代男性 一般内科 「卵類」
    卵が一番コレステロール値を上げます。
  • 50代男性 一般内科 「卵類」
    卵黄には多量のコレステロールが含まれていると思います。
  • 50代男性 代謝・内分泌科 「卵類」
    卵は摂りすぎない方がよいです。
  • 50代男性 総合診療 「卵類」
    卵の食べ過ぎは関係あるかと思います。
  • 50代男性 一般内科 「肉類」
    肉の脂身が上げるのではないでしょうか。
  • 60代男性 循環器内科 「肉類」
    肉の脂身も影響すると思います。
  • 60代男性 一般内科 「肉類」
    脂肪の多い肉は注意が必要です。
  • 40代女性 一般内科 「肉類」
    肉の種類にもよると思います。
  • 50代男性 代謝・内分泌科 「肉類」
    肉類は動物の種類や部位も関係していると思います。
  • 70代男性 一般内科 「肉類」
    肉のあぶらや揚げ物の食べ過ぎはよくないです。
  • 60代男性 一般内科 「菓子類」
    チョコレートやケーキ、シュークリームなどです。
  • 60代男性 循環器内科 「菓子類」
    実は菓子類が最悪です。とくにケーキはいけません。
  • 60代男性 一般内科 「菓子類」
    甘いものがコレステロールを増やすようです。
  • 40代男性 代謝・内分泌科 「菓子類」
    甘い菓子類など肥満の原因になる食べ物です。
  • 60代男性 一般内科 「菓子類」
    お菓子の油は危険です。
  • 50代女性 総合診療 「菓子類」
    特に洋菓子は危険物です。
  • 60代男性 循環器内科 「乳製品」
    コレステロール値を上げると思う食品は乳製品です。
  • 50代男性 代謝・内分泌科 「乳製品」
    チーズなどをたくさん食べれば上がると思います。
  • 50代男性 代謝・内分泌科 「乳製品」
    チーズを食べると上がると思います。
  • 30代女性 一般内科 「乳製品」
    実際に乳製品の摂りすぎで上がりました。
  • 50代男性 一般内科 「乳製品」
    よく聞くと毎日乳製品を摂っている人が多い感じです。
  • 30代男性 一般内科 「その他」
    油脂です。脂分が一番影響すると思っています。

集計の結果、コレステロール値を上げる食品は「卵類」との回答が最も多く、次いで「肉類」、「お菓子類」、「乳製品」との結果となりました。

コメントを見てみると、最も多かった「卵類」と回答した医師からは、卵黄には多量のコレステロールが含まれている、卵の食べすぎには注意などの声が寄せられました。
実際、タマゴ科学研究会の記事を見てみると、卵がコレステロールを多く含んでいることが綴られています。

卵は動物性食品の中でもコレステロールを多く含む食品のひとつである(表2)。卵のコ レステロールは卵黄だけに存在するが、卵 100g中にはおよそ 420 mg 含まれている 1) 。 これを卵1個約 50 g で換算すると、約 210 mg のコレステロールが含まれていることになる。

引用:タマゴとコレステロール - タマゴ科学研究会

2番目に多かった「肉類」を選んだ方々のコメントには、肉の脂身も影響する、肉の種類にもよるといったことが多かったです。
肉の脂身は、 栄養素として重要な脂質を含んでいるものの、摂りすぎてしまうとコレステロール値を上げることにつながるようで注意が必要なようです。

3番目に多かった「菓子類」と回答した方々は、甘いものがコレステロールを増やす、お菓子の油は危険などの意見が見られました。
具体名としてチョコレートやケーキ、シュークリームなどの洋菓子が挙げられており、このようなお菓子をよく食べる方は気を付けた方がいいかもしれません。

さらに、「乳製品」と答えた方々のなかには、乳製品のなかでも特にチーズがコレステロール値を上げる要因になりかねないという声があがっていました。

その他、実際に乳製品の摂りすぎで上がった、毎日乳製品を摂っている人が多いなど、先生方の実体験をもとに選んでいただいた方もいます。

偏食や摂りすぎはNG!バランスの良い食生活を

今回の調査では、「コレステロール値を上げる食品とは一体何か」と質問したところ、「卵類」との回答が最も多く、次いで「肉類」、「菓子類」、「乳製品」との結果となりました。
特に「卵類」を選択した医師からは、卵黄には多量のコレステロールが含まれていることなどがコメントされ、食べ過ぎに気を付けなければならないことがうかがえました。
「肉類」では種類によると考えている医師もいらっしゃいましたが、肉の脂身が影響するといったコメントが散見されました。
「菓子類」や「乳製品」を回答した医師からは、洋菓子やチーズがコレステロール値を上げやすいとの見解があります。
また、本調査では全体を通して食べ過ぎについて言及するコメントが散見されており、回答された食品の”摂りすぎ”がコレステロール値の上昇のポイントとなるようです。
最近食生活が乱れているかもしれないと感じる方は、今回の記事を参考に改善を試みてはいかがでしょうか。

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