飲酒後にむくみが出やすい場所はどこ?飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何?医師509人に聞いてみました

顔に手を当てる女性
本調査では、まず、飲酒後にむくみが出やすい場所はどこですか?と質問したところ、「顔」との回答が一番多く、続いて「足」、「手」が回答を集めました。医師のコメントによれば、飲酒後は、体のどの部位にむくみがでてもおかしくはない、とありましたが、大量飲酒をした場合などは特に顔・瞼がむくむことが多いとした医師の意見も見られました。続いて、飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何ですか?という質問については、「アルコールを飲みすぎない」と回答している医師が一番多く、続いて「塩分控えめなおつまみを選ぶ」、「飲酒前に水分摂取をする」が回答を集めました。多くの医師は、むくみの根本的な原因である飲酒量を制限するべき、飲酒をやめるべきという意見を挙げていました。しかし、飲酒量を制限する他にも、塩分量や水分量の調整、睡眠時間の確保もむくみ予防の1つのカギとなるようです。
全身の不調の悩み
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お酒を飲んだ翌朝、なんとなく体がむくんでいるような気がする。
そういった経験を持つ方は、実は多いのではないでしょうか?
特に女性は、体型が崩れたように見えてしまうなど、むくみへの悩みを抱えてしまう方が多いと思います。
お酒は会社や友達の付き合いなど断れない場面がありますよね。実際、飲酒後にむくみが出やすい部分はあるのでしょうか。
また、適切な予防法があれば、お酒を飲む前に試しておきたいですよね。

そこで今回は、一般内科,総合診療,消化器内科医509人に、飲酒後にむくみが出やすい場所はどこか、飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何か聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2019年1月9日~2019年1月10日にかけて行われ、一般内科,総合診療,消化器内科医509人から回答を頂きました。

飲酒後にむくみが出やすい場所はどこ?

まずは、「飲酒後にむくみが出やすい場所はどこですか?」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。  

  • 全身
  • その他

以下のグラフが結果となります。

集計結果では、「顔」との回答が65%と一番高く、次に「足」43%、「手」24%が続きました。
「顔」や「足」との回答が飛び抜けて多く、特に「顔」は半数以上の票を獲得しています。
それでは医師のコメントを見ていきましょう。

アルコール・塩分・水分の過剰摂取で顔にむくみが出やすい

  • 60代男性 一般内科 「顔」
    飲酒後にむくみが出やすい場所は顔です。
  • 50代男性 一般内科 「顔」
    血管拡張で循環が良くなり顔がむくみやすいと思います。
  • 50代男性 一般内科 「顔」
    全身、とくに顔は顕著に出やすいと思います。
  • 30代女性 消化器内科 「顔」「足」
    一緒に塩分の多いものを食べたりすると、翌日顔がむくみます。
  • 50代男性 一般内科 「顔」「足」
    塩分過剰摂取と水分過剰摂取が合わさって起こっていると思います。
  • 60代女性 一般内科 「全身」
    大量飲酒の場合あり得ます。
  • 50代男性 消化器内科 「顔」
    飲みすぎたわりに排尿が少ないと顔、特に眼瞼周囲がむくみます。
  • 60代男性 一般内科 「顔」「足」
    飲酒後の睡眠姿勢も影響するでしょう。
  • 30代男性 一般内科 「顔」
    飲酒後に寝て、頭を低くするからかもしれません。
  • 30代女性 一般内科 「顔」
    顔のむくみは飲酒後の翌朝に感じます。
  • 30代男性 消化器内科 「顔」
    睡眠不足などの影響もあると思います。
  • 50代女性 総合診療科 「顔」「足」
    二日酔いの方たちはむくんだ顔をしている人が多いです。
  • 50代男性 一般内科 「全身」
    飲酒が問題なのか、つまみが問題なのか、寝不足が問題なのかはわかりません。
  • 60代男性 消化器内科 「顔」
    腎臓が悪いとむくむと言われています。
  • 60代男性 総合診療科 「顔」
    心臓への影響からむくむことが多いです。
  • 30代男性 消化器内科 「顔」「足」
    むくみの場所は人による気がします。

一番多く回答を集めたのは、「顔」との意見でした。
飲酒後は顔、特に眼瞼周囲に、むくみの症状が顕著に出やすいといったコメントがみられました。
また、飲酒の影響で血管拡張が起き、循環が良くなることで顔がむくむそうです。
特に顔がむくみやすくなる条件として、塩分の多いおつまみを食べる、大量飲酒をする、飲み過ぎたわりに排尿が少ないなどが挙げられています。
飲酒後の寝姿勢についても言及しており、頭を低くして眠ると顔がむくむとされています。また、むくみは特に飲酒後の翌朝に感じられるようです。
むくみの具体的な原因ですが、塩分過剰摂取と水分過剰摂取が合わさることによりむくみが発生するとされていました。他には寝不足もむくみの原因とされています。
一方、むくみやすい人の特徴として、腎臓や心臓が悪い可能性があるとの意見も挙がりました。飲酒を控えても顔や足がパンパンになってしまうなどで困っている方は、念のため病院で腎機能などを診てもらうことも検討しましょう。

重力や循環の関係では足がむくみやすい

  • 60代男性 一般内科 「足」
    飲酒後にむくみが出やすい場所は足です。
  • 60代男性 一般内科 「足」「顔」
    全身むくむのでしょうが、足と顔が目立ちます。
  • 40代女性 一般内科 「足」「手」
    手足の次に顔、末梢がむくみやすいです。
  • 60代男性 一般内科 「足」
    循環の悪い足が一番多いでしょう。
  • 30代男性 一般内科 「足」
    まず下腿から足背がむくみやすいように思います。
  • 50代男性 一般内科 「足」「顔」
    高齢者は下肢のむくみが目立つことが多いです。
  • 50代男性 一般内科 「足」
    重力の影響があるので、下肢の方が多いと思います。
  • 40代女性 消化器内科 「足」「顔」
    塩分の多い、おつまみのせいも有るのではないでしょうか。
  • 50代男性 一般内科 「全身」
    飲んだアルコールの量によると思います。
  • 60代男性 一般内科 「全身」
    水分・塩分・アルコールの摂取過多で、体のどこがむくんでもおかしくないと思います。
  • 50代女性 一般内科 「足」「顔」
    眠り方でも違いが出そうです。
  • 40代女性 一般内科 「足」「顔」
    足はむくむかもしれませんが、飲酒のせいかどうかわかりません。

次に回答で多かったのは、「足」との意見でした。
医師のコメントによれば、飲酒後は全身にむくむ可能性があるようですが、その中でも目立つのが足とのことでした。
特に足がむくみやすい理由として、重力の影響や循環が悪いことが挙げられています。そのため、下腿〜足背が一番むくみやすいとされ、高齢者の場合は特に目立つようです。
また、こちらでもむくみの原因として、飲酒量や、塩分摂取量、水分摂取量などが挙げられています。寝る姿勢などによってはむくみが生じる部位が変わってくるといったコメントもみられました。
足のむくみが心配な方は、できる限りお酒の席で、飲酒量や塩分量をコントロールするようにしましょう。

飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何?

続いて「飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何ですか?」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

  • アルコールを飲みすぎない
  • 塩分控えめなおつまみを選ぶ
  • 飲酒前に水分摂取をする
  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 一気飲みを控える
  • アルコールの分解を助ける栄養素を補給する
  • お風呂に入って体を温める
  • その他

以下のグラフが結果となります。

こちらの調査では、「アルコールを飲みすぎない」と回答している医師が77%と一番多く、次に「塩分控えめなおつまみを選ぶ」32%、「飲酒前に水分摂取をする」24%が続きました。
7割以上の医師が、飲酒後のむくみ予防として、アルコールを飲みすぎないようにすることを推奨しています。
それでは医師のコメントを見ていきましょう。

飲みすぎないことで、他のむくみの原因も取り除ける

  • 40代女性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    飲み過ぎればむくみます。
  • 40代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    一番は飲みすぎに注意することです。
  • 50代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    適量の飲酒が重要です。
  • 50代男性 消化器内科「アルコールを飲みすぎない」
    飲む前の体調と飲酒量が関係します。
  • 60代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    飲酒が根本的な問題です。
  • 40代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    原因を取り除くのが一番です。
  • 40代女性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」「飲酒前に水分摂取をする」
    節酒と水分摂取が一番よいと思います。
  • 60代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    断酒が一番と思います。
  • 50代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    やはり長時間の飲酒は良くありません。
  • 50代男性 消化器内科「アルコールを飲みすぎない」
    一番は飲み過ぎないことです。そうすれば、おつまみも増えないし、睡眠時間も確保されます。
  • 60代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    基本的には、適切なアルコール量にコントロールすることが必要です。
  • 60代男性 一般内科「アルコールを飲みすぎない」
    飲み過ぎないようにすることと、下肢を下げたままにしないことです。

一番多く回答を集めたのは、「アルコールを飲みすぎない」との意見でした。
医師のコメントによれば、むくみは、飲酒前の体調と飲酒量が関係とされ、特に飲みすぎればむくむということでした。そのため、飲酒をしても、適量に留めることが重要とされています。
飲みすぎないことで、おつまみの量も減らせると指摘する医師もいました。さらに原因を完全に取り除くために断酒を推奨する医師も多くいました。
しかし、断酒はかなりハードルが高いという方もいるかも知れません。断酒に踏み切れそうにない方は、まずは飲みすぎないように飲酒量をコントロールしたり、長時間飲酒しないように注意したりしてみてはいかがでしょうか。

むくみ対策では塩分制限が基本

  • 60代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」「アルコールを飲みすぎない」
    飲みすぎないことと、塩分を控えるのが基本ではないでしょうか。
  • 40代男性 消化器内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    むくみ対策では塩分制限を勧めます。
  • 40代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    アルコールが水分負荷をもたらすため、塩分摂取を控えることが重要です。
  • 40代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    循環器内科なので、塩分制限が重要と思います。
  • 60代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    適度な水分制限と塩分制限が重要でしょう。
  • 60代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」「アルコールを飲みすぎない」
    塩分・水分・アルコールの摂取過多を抑制するしかありません。
  • 40代女性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」「アルコールを飲みすぎない」
    暴飲暴食を避け、塩分を控えることです。
  • 60代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    おつまみには塩分の多いものが沢山あるので注意が必要です。
  • 40代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    ほとんど一過性で改善します。
  • 50代男性 一般内科 「塩分控えめなおつまみを選ぶ」
    体調を整え、代謝をしやすくしましょう。

次に回答で多かったのは、「塩分控えめなおつまみを選ぶ」との意見でした。
この回答では、塩分・水分・アルコールの節制をむくみ予防の基本とする意見が多く挙げられました。
また、むくみが出てしまっても、ほとんどは一過性のもので改善するとの意見も挙がっていました。腎機能などが問題ない場合の飲酒後のむくみは、過剰に心配する必要はないかもしれません。

飲酒後にむくまないためには、塩分・水分・アルコールの量を抑えることが重要

本調査では、初めに、飲酒後にむくみが出やすい場所はどこですか?との質問をしたところ、「顔」との回答が一番多く、続いて「足」、「手」が回答を集めました。
飲酒後のむくみは、全身に出る可能性があるようですが、特に顔や足は、むくみの症状が顕著に出るとのことでした。体のどの部位にむくみが出やすいかは、飲酒後の寝る姿勢などによっても変わってくるといいます。
むくみの原因としては、飲酒量・塩分摂取量・水分摂取量・寝不足などがあげられていました。また、むくみやすい人は、腎機能が悪くなっている可能性も示唆されています。
次に、飲酒後のむくみを予防するために適切な方法は何ですか?という質問については、「アルコールを飲みすぎないと回答している医師が一番多く、続いて「塩分控えめなおつまみを選ぶ」、「飲酒前に水分摂取をする」が回答を集めました。
基本的なむくみの予防法は、適切な飲酒量に留めることと、塩分・水分摂取量を制限することのようです。
今回は、飲酒後にむくみやすい部位やむくみの予防法について見てきました。
お酒を飲みすぎてしまうと、おつまみがすすみ、遅くまでお店にいることで眠る時間も少なくなってしまいますよね。暴飲暴食は避け、上手にお酒と付き合うことが必要なのかも知れません。

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