幼児がインフルエンザになってしまったときに家庭でできる対処法と、ならないための予防法について小児科医157名に聞いてみました

インフルエンザのケア
今回の調査では、「幼児がインフルエンザにかかったときに家庭でできるケアは何か」という質問に対して、「水分補給をする」との回答が64%で最多となり、次に「安静にする」が18%、「体温調整を行う」が6%で続きました。脱水にならないよう、まずはしっかりと水分補給をさせること、安静にして体力の回復を図ることが大切とのことでした。続いて、「日常生活でできる幼児のインフルエンザ予防は何か」という質問に対しては、「人混みを避ける」との回答が43%で最多となり、次に「正しい手洗いを行う」、「マスクをする」が続きました。インフルエンザが流行する時期は特に、お子さんを必要以上に人混みに連れていくのは避けた方がよさそうです。とはいえ、どうしても子どもを連れて人混みを歩かなくてはならないこともあるかもしれません。そんなときは、マスクを着用させたり、家に帰ってからしっかりと手を洗うことが大事そうです。
子ども・育児
イシコメ運営事務局

小さなお子さんがインフルエンザになってしまうと、とても心配ですよね。
苦しそうにする子どもを前に、何かしてあげたいとは思うものの、どうすればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、そもそもインフルエンザにかからないために普段からできることがあれば実践しておきたいですよね。

そこで今回は、小児科医157名に幼児がインフルエンザにかかったときに家庭でできるケアは何か、日常生活でできる幼児のインフルエンザ予防は何か聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年2月22日〜2月26日にかけて行われ、小児科医157名から回答を頂きました。

幼児がインフルエンザを発症したとき、家庭でできるケアとは?

まず、「幼児がインフルエンザにかかったときに家庭でできるケアは何か」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、コメントも併せていただきました。

  • 水分補給をする
  • 室内を乾燥させない
  • なるべく食事をとらせる
  • 体温調整を行う
  • 室温調整を行う
  • 安静にする
  • 解熱剤を使用する
  • その他

以下のグラフが結果となります。

  • 60代女性 小児科 「水分補給をする」
    飲みたい物、食べたいものがあれば与えます。水だけ、お茶だけ与える親がいるので、低血糖になっている子供によく遭遇します。
  • 60代男性 小児科 「水分補給をする」
    脱水を起こすと解熱しにくいし、全身状態の悪化につながりやすいからです。
  • 50代男性 小児科 「水分補給をする」
    脱水は困ります。こまめに水分を取って頂くように話をしています。
  • 50代女性 小児科 「水分補給をする」
    脱水にならないよう、こまめに水分を取ってほしいです。
  • 50代男性 小児科 「水分補給をする」
    脱水傾向(水分摂取をしない)の子供が多いです。
  • 60代男性 小児科 「水分補給をする」
    安静に努め水分の補給を行うのが一番だと思います。
  • 30代女性 小児科 「安静にする」
    しっかり休養、栄養、睡眠をとる対処療法しかないと思います。
  • 50代男性 小児科 「安静にする」
    まずは安静と栄養で体力の回復を図ることですね。
  • 40代男性 小児科 「安静にする」
    かぜでもインフルエンザでも安静第一です。
  • 50代男性 小児科 「体温調整を行う」
    体温のコントロールが取れて機嫌が良くなれば、水分も摂れるし、薬も飲めるし、食欲も戻ります。
  • 30代男性 小児科 「室内を乾燥させない」
    室内が乾燥していると感染率が高くなる印象にあるためです。

今回の調査では、「水分補給をする」との回答が64%で最多となり、次に「安静にする」が18%、「体温調整を行う」が6%で続きました。

「水分補給をする」という回答が過半数の医師に支持されており、水分を摂ることの重要性がわかります。
医師のコメントによると、インフルエンザによる脱水が怖いというコメントが目立ちました。医師の経験としても、インフルエンザの際に脱水傾向の子どもは多いとの意見もあり、特に注意が必要です。
一方で、水だけ飲んでいても血糖値が挙がらず低血糖になってしまうという声も寄せられました。水分と同時に糖分も不足しないよう補うことが大切そうですね。
続いて「安静にする」と回答した医師は、「まずは安静と栄養で体力の回復を図る」とのコメントが見られました。睡眠をとることも重要とのことで、とにかく休んで体力を回復することが先決と考えているようです。

まとめると、まずはしっかりと休ませながら水分や栄養を摂らせることが重要そうですね。

幼児のインフルエンザ発症を予防するには?

続いて、「日常生活でできる幼児のインフルエンザ予防は何か」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、コメントも併せていただきました。

  • 正しい手洗いを行う
  • 室内を適切な湿度に保つ
  • 人混みを避ける
  • マスクをする
  • 体調管理をする
  • その他

以下のグラフが結果となります。

 

  • 40代男性 小児科 「人混みを避ける」
    感染者に近寄らないのがベストです。実際はそれが難しいのでマスクや手洗いをするわけですが。
  • 50代男性 小児科 「人混みを避ける」
    人の集まるところ・人込みに行かなければリスクは大幅に下がると思います。
  • 40代女性 小児科 「人混みを避ける」
    感染源を減らすことがいいのではないでしょうか。
  • 40代男性 小児科 「人混みを避ける」
    幼児にマスクや手洗いの予防は不十分でしょう。
  • 50代男性 小児科 「人混みを避ける」
    選択肢にはありませんでしたが、家族がインフルに罹らないことも肝要です。
  • 20代男性 小児科 「人混みを避ける」
    予防として必要ならば流行している場所にはいかないことだと思います。
  • 40代男性 小児科 「人混みを避ける」
    マスクやうがいは気休め程度にしかなりません。
  • 50代男性 小児科 「人混みを避ける」
    人混みでインフルエンザをもらってくることが多いです。
  • 40代男性 小児科 「人混みを避ける」
    感染源から避難することが最も重要と思います。
  • 50代女性 小児科 「正しい手洗いを行う」
    手はしっかり洗ったほうがいいと思いますが、体調を整えるのも大事と思います。
  • 30代男性 小児科 「正しい手洗いを行う」
    手洗いが感染予防の基本だと思います。
  • 60代男性 小児科 「正しい手洗いを行う」
    ワクチンにまさるものはないと思いますが、しいて言えば手洗いでしょう。
  • 60代男性 小児科 「マスクをする」
    マスクで完全には防ぎきれませんが、最も簡単です。
  • 60代男性 小児科 「マスクをする」
    何れも大切ですが手洗い、マスクが一番だと思います。
  • 40代男性 小児科 「マスクをする」
    可能ならマスクをするのがよいと思います。

集計の結果、幼児のインフルエンザを予防する方法として「人混みを避ける」との回答が43%で最多となり、次に「正しい手洗いを行う」、「マスクをする」が続きました。

「人混みを避ける」と回答した医師のコメントでは、「感染源に近寄らないことがベスト」、「人の集まるところ・人込みに行かなければリスクは大幅に下がる」などの意見が挙がりました。インフルエンザが流行する時期は特に、お子さんを必要以上に人混みに連れていくのは避けた方がよさそうです。
さらに、「家族がインフルエンザにかからないことも重要」との指摘もありました。
続いて、「正しい手洗いを行う」と回答した医師からは、「手洗いは感染予防の基本」との声が寄せられました。
また、「マスクをする」と回答した医師は、マスクでは完全に防げないとしつつも、最も簡単な予防法であることからお勧めするようです。
人混みにあまり行かないことが大事なのはわかっていても、どうしても人混みを通らなければならないことはあると思います。

そんな時には、マスクの着用や、家に帰ってからの手洗いがインフルエンザの予防につながるかもしれません。

幼児がインフルエンザに罹った時はまず水分補給。予防のためになるべく人混みは行かないことが大事

今回の調査では、「幼児がインフルエンザにかかったときに家庭でできるケアは何か」という質問に対して、「水分補給をする」との回答が64%で最多となり、次に「安静にする」が18%、「体温調整を行う」が6%と続きました。
脱水にならないよう、まずはしっかりと水分補給をさせること、安静にして体力の回復を図ることが大切とのことでした。

続いて、「日常生活でできる幼児のインフルエンザ予防は何か」という質問に対しては、「人混みを避ける」との回答が43%で最多となり、次に「正しい手洗いを行う」、「マスクをする」が続きました。
インフルエンザが流行する時期は特に、お子さんを必要以上に人混みに連れていくのは避けた方がよさそうです。
とはいえ、どうしても子どもを連れて人混みを歩かなくてはならないこともあるかもしれません。そんなときは、マスクを着用させたり、家に帰ってからしっかりと手を洗うことが大事そうです。

ツイート
この記事の著者

関連する健康相談

関連する記事