妊娠の仕組みを知ろう、排卵から妊娠までの流れと日数

幸せそうな妊婦さん
排卵された卵子と精子が受精し、受精卵が子宮内まで運ばれ子宮内膜に着床することで妊娠が成立します。また、妊娠が成立するためには受精から約7~10日かかり、受精卵が着床する確立は20~30%しかないといわれています。妊娠することがいかに難しく、神秘的なことか仕組みを知ることで学ぶことができます。
妊娠・妊娠前
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みなさんどうやって妊娠するのかご存知ですか?妊娠成立までに、排卵、受精、着床といったプロセスがあります。それぞれのプロセスにどのくらいの時間がかかるのか、どうやって進行するのかまとめました。

妊娠までの流れ

①排卵

排卵とは女性がもつ赤ちゃんをつくる元となる卵子が卵子を保存している卵巣から飛び出ることをいいます。排卵は生理の約2週間前に起きます。

排卵日を知る方法

卵子はエストロゲンというホルモンによって卵子は卵巣の中で成長します。卵子が成熟すると卵巣から放出するためのプロゲステロンというホルモンが出ます。そのホルモンバランスの変化によって、女性の体は低温期から高温期へと切り替わります。その境目が排卵日といわれており、基礎体温を測ることで知ることができます。

②受精

受精とは子宮の入り口から入ってきた精子が子宮内、卵管内をさかのぼり、排卵した卵子と結びつくことをいいます。

厳しい環境をのぼりつめた精子が卵子と結びつく

射精時の精子の数は数億匹います。しかし、この精子のうち子宮内へ移動する精子は数千匹、卵管内へ移動できる精子は数百匹といわれています。そして、卵管内へ移動できた精子たちは、卵子を取り囲んでいる細胞の塊を溶かし、その中の一匹が卵子と結びつくことで受精が成立します。

③着床

受精した卵子、受精卵は受精後1日で2個の細胞に分裂し、さらに2日後に4個の細胞に分裂します。このように細胞は分裂を繰り返しながら約4~5日で卵管を通って、子宮内へ運ばれます。子宮内に運ばれた細胞は胚盤胞と呼ばれ、透明帯と呼ばれる膜に包まれています。そして、1日かけて胚盤胞がこの膜を破り、子宮内膜と結合することを着床と呼びます。こうして着床した胚が成長し、赤ちゃんになります。

受精卵の着床率

受精卵が子宮内膜に着床する確立は20~30%といわれています。また、子宮内膜以外(卵巣や卵管)に受精卵が着床してしまうことを子宮外妊娠といい、お腹の中で胎児をうまく育てることができず出産につなげることが難しくなります。

妊娠すると起こる体の変化

妊娠すると食べ物の好みが変わったり、胸が張ったり、疲れやすくなったりするなど体調が変化することがあります。日ごろから体調に気を使うことで、体調の変化で妊娠を感じることができます。

妊娠の仕組みを知って、妊娠のすばらしさを感じよう

いかがでしたか?妊娠がいかに難しくて、タイミングが大切なのか感じることができたのではないでしょうか。妊娠の仕組みを知ることで妊娠することの素晴らしさを感じ、妊娠への喜びをより一層感じることができるでしょう。

医師のコメント

  • 石見 陽
    不勉強な学生時代でしたが、「発生学」は神秘的で大好きでした。 小さな一つの卵子が、生物の進化の過程をたどりつつ、胎児に至るまでの過程は生命の神秘で感動したことを覚えています。 試験の点数は悪かったけれど(笑)
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