便秘ってなんで起きるの? 6つの原因とそれぞれの症状・改善法まとめ

便秘に悩む女性
便秘になる原因は主に「食事量の不足」「ストレス」「筋肉量の低下」などがあげられます。原因により症状が違うので、自分のタイプに合わせた改善を行うのが効率的です。
医療の現場
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女性やお年寄りなどに多い便秘。
朝のお通じがあるか無いかで一喜一憂している方も多いのではないでしょうか?

多くの方が経験する便秘って、何が原因でおこるのでしょうか。

そこで今回はなぜ便秘がおこるのか、便秘の原因と原因別の症状についてまとめました。

そもそも便秘とは?

まず便秘とは、普段の排便メカニズムが乱れ、排泄物が長時間腸内にとどまり、不快感がある状態のことをいいます。

人によって適切な便の回数は異なります。
1日1回の人もいれば、2~3日に1回の人もいます。
自分で満足できる排便があれば、便秘ではありません。

しかし、仮に毎日排便があっても不快感があったり残便感がある場合は便秘とみなされます。

どうして便秘になるの?

便秘になる原因はたくさんあります。原因ごとにみられる症状もまとめました。

原因① 食事量が少ない

食べる量が少ないと便になるものがないので、便秘になりやすくなります。
したがって朝食を抜いたり過剰なダイエットをおこなうと便秘になってしまいます。

大腸内にとどまる時間が長くなるため、便が固くなるタイプの便秘を引き起こします。

1日3食、食べ過ぎない程度にバランスの良い食生活をしてみてください。

原因② 食物繊維不足

食物繊維には

  • 腸の動きを活性化
  • 腸内の善玉菌を増やす
  • 腸内環境を整える

などのはたらきがあります。
この食物繊維が不足すると便秘になりやすくなります。

食物繊維が不足すると便やおならが臭うようになり、便がでてもすっきりしなくなることが多いです。

食事の際に少しでもいいので必ず野菜を取るようにすれば改善すると思います。
野菜が苦手な方は、最近ですと食物繊維が入ったサプリやお菓子もたくさんあるので、自分にあったものを探してみるといいでしょう。

原因③ ストレス

精神的ストレスを受けると、脳の自律神経のバランスが崩れ、便秘を引き起こしてしまいます。

自律神経はわたしたちが生きていくのに必要な身体の機能(呼吸、消化、排泄など)を24時間休まずコントロールしている神経です。
この自律神経のバランスが乱れると、腸が脳から受けているあらゆる命令(消化・吸収・代謝・排泄など)をうまく処理できなくなってしまうんです。

こうしてストレスによる自律神経の乱れで、排便がスムーズに出来なくなってしまいます。

ストレスを受けて便秘になると食後に下腹部痛になったり、うさぎの糞のようなコロコロろした便になります。

ストレスを完全に避けるというのは現実的ではありません。
毎日お手軽にできるような、自分にあったストレス解消法を見つけることが大切です。

原因④ 運動不足、冷え性

運動不足で筋肉が少ないと、腸の運動が弱まりやすくなります。
また、運動不足や冷え性で代謝が落ちていると、善玉菌や酵素のはたらきが弱まり、腸内環境が悪化し、結果として便秘になります。

筋肉量の低下で起こる便秘は大腸に便が長時間とどまるため、排便が起こらず不快感がでます。
一方、代謝の低下で起こる便秘はおならや便が臭うようになり、便が出てもすっきりしなくなります。

代謝を上げる食事を行うと徐々に改善していくかもしれません。
また、毎日1駅分歩くようにするなど、少しずつでいいので運動を生活に取り入れることが大切です。

原因⑤ お薬の副作用

鎮痛薬や抗精神薬、鉄剤など副作用で便秘になることがあります。

「今までそんなことなかったのに、お薬を飲み始めたら便秘になった!」
という方は、そのお薬の副作用の可能性が高いです。

市販薬を使っている場合は使用を中止したり別の薬に変えてみてください。
病院等で処方されたものなら、医師に相談してみましょう。

原因⑥ 病気

イレウス、大腸がん、腸管癒着などといった病気で腸内に異常が起こり便秘になります。

これらの病気がある場合、便秘以外に血便や嘔吐、激しい腹痛が伴うことが多いです。

このような症状がみられたらすぐ病院へいくようにしましょう。
症状がなくても、全く思い当たる節が無いのにいきなり便秘が長期間続くようであれば、一度消化器科等を受診してください。

便秘になる理由はさまざま

便秘はさまざまな理由で起こり得ます。
まず便秘になったら原因を考え、それを治す対処をするようにしましょう。

排便は健康のバロメーターです。
よく食べ、よく出すことが健康なからだづくりにつながります。

 

医師のコメント

  • 横山 俊之
    便秘は、気道と消化管の関連にも注意! 冷暖房環境は、急激な温湿度の差を起こします。持続的な冷気乾気の流入で、鼻・副鼻腔の連絡路が閉塞すると、副鼻腔内に粘液分泌物が溜まり、本来の加温加湿された空気が供給出来ません(副鼻腔炎)。 続いて、鼻啜りが現れ、貯留物が後方の咽喉に流れます(後鼻漏)。後鼻漏は、大部分、空気と共に食道に誤飲され、胃や腸が拡張します(腹満)。 副鼻腔炎継続で、後鼻漏や空気が大量に誤飲されると、過度の腹満で、腸管内圧が上昇し、蠕動運動が困難(便秘)に! 便秘対策は「鼻副鼻腔炎の予防」が第一! 濡れタオルをレンジでチンした蒸しタオルで暖かい湿気のある空気を吸って下さい。
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