【夏に注意】水も飲めない食べられない!子どものヘルパンギーナ体験談

ヘルパンギーナになって泣き叫ぶ子ども
ヘルパンギーナは夏風邪の一種ですが、息子の場合は水も喉を通らないほどの症状が出ました。更に思い症状が出ることもあるそうなので、「もしかして」と思ったらすぐにでも医療機関を受診してください。
医療の現場
イシコメ運営事務局

当時息子は保育園に通っていました。
集団生活なので感染症はすぐにかかってしまいます。

4歳のときの夏のことです。
保育園で「ヘルパンギーナ」が流行していました。

息子も高熱が出たので「ヘルパンギーナかな」と軽く考えていました。
しかしその症状はかわいそうなくらいひどく、強い喉の痛みがおさまるまでの数日、とても長く感じたのでした。

感染症が流行しやすい保育園…ヘルパンギーナとは?

わたしは仕事をしていたため、息子が2歳のころから保育園に預けていました。
保育園は小さい子たちの集団生活なので、インフルエンザ等の流行性感染症は様々感染してきました。

その度、保育園から注意喚起がされます。
送り迎えの際も、保護者同士で「うちの子もかかったのよ」といった具合で病気について話したりしていました。

こういった普段の生活のおかげで、何に感染したとしても毎回どんな病気かだいだい目途がついたものです。

そして息子が4歳の夏、聞きなれない「ヘルパンギーナ」という病気が保育園で流行し始めました。

「夏かぜ」の一種と聞き、「なんだ、風邪か」と軽く考えていたのでした。

高熱と喉の痛みを訴え水分補給ができない

保育園では手洗いうがいを徹底して注意を促してくれました。
しかし4歳児が自分でやる手洗いうがいは、必ずしもきちんとできているものではありません。

とうとう息子のクラスにヘルパンギーナに感染した子が出たのです。

感染した子が出ても、息子はしばらくの間元気で過ごしていました

「もしかして感染しなかったのかも?」と安心していた夜のことです。
元気だったはずの息子が、急にぐったりし始めたのです。

顔が赤いので熱を計ると39度。
こんなに急に高熱が出るものなのかと戸惑いました。

きっとヘルパンギーナだと思いました。
病院に行くべきか迷いましたが、いつもの小児科が終わってしまっている時間です。
そこで、とりあえず身体を冷やす処置だけを行い、次の日まで様子を見て見ることにしました。

最初はスヤスヤと寝ていましたが、夜中にうなされた様に起きて、泣きだしてしまいました。

「体がだるいね、お水飲もう」

そう言って水分補給をさせようとすると
「痛い痛い!」
と言って、とても痛がるのです。

(そういえば、喉になにかできると言っていたような・・・)

お水を飲めなくなるほど痛くなるなんて知りませんでした。
高熱があり、汗をかいているので水分補給をしてほしい、でも痛がって水を飲みたがらないのです。
わたしは息子が脱水症状を起こすのではないかと不安になりました。

冷たい水だと喉を刺激するかと思い、ぬるめの水を与えたりしながら朝を待ちました。

特効薬のないヘルパンギーナ…ゼリーで乗り切る

朝早く小児科を受診すると、やはりヘルパンギーナでした。

喉に水ぶくれがあるといわれ、想像しただけで痛そうで、息子をかわいそうに思いました。

「熱がまだ高いので、ぐったりするようなら座薬で熱を下げてあげてください」
ヘルパンギーナを治すという薬はありません、しっかり水分と栄養をとるように」

このようにお医者さんから指示を受けました。
しかしそれが一番むずかしく、喉の水ぶくれで食べ物はおろか、水分すら飲み込むのができないのです。

わたしは薬局で栄養補給のゼリーを買い、それを与えることにしました。
味も甘めで子どもにも優しかったからか、これは食べてくれました。

他には何も食べられず、この日の食事はゼリーだけでした。
しかし、とりあえずなんでもいいから水分と栄養をとって欲しかったので、ホッとしたのでした。

見ていて痛々しい病気でした

熱は3日続き、喉の痛みは4日目には無くなりました

食事は、最初はゼリーだけだったのが、しばらくすると「ご飯がたべたい」といいだしました。
普通のご飯はまだ無理でしたが、薄味のおかゆであれば食べられるようになりました。

最初、あまりに痛がるので「何も食べられないのか」とかなり不安でしたが、栄養補給ゼリーには本当に助けられました。

息子は運良く5日で回復できました。
しかし、まれに重症化してしまうことがあるようです。
「ヘルパンギーナかな?」と思ったら、すぐに医療機関の受診してください。

親子で初体験だったヘルパンギーナ、見ていてとても痛々しく、もうかかって欲しくない病気の一つだと感じました。

医師のコメント

  • 横山 俊之
    ヘルパンギーナや手足口病 などの「エンテロウイルス感染症」は、感染しても発病しない「不顕性感染」も多く、不顕性感染でも「感染源」になります。夏の暑さで「元気そうに見えても」「疲れている」「抵抗力が低下している」ことが「感染や発病や重症化の危険因子」です! 感染様式は「糞口感染(便から経口感染)」のため「おむつで過ごす乳幼児の多い保育園」で流行します。「便からはウイルスが数週間飛散」し、一人発病すると『たとえ、治癒しても』「感染は数週間拡大」し、流行は長期化します!「学校保健上」「出席停止」ではなくなりましたが、エンテロウイルス感染症では「疲労や免疫力低下を充分に回復する機会」として下さい。
    投稿日時:
ツイート
この記事の著者

関連する健康相談

関連する記事