陣痛のタイミングについて。兆候はある?予定日を過ぎても大丈夫なの??

陣痛の結果健康に生まれてきてくれた赤ちゃん
予定日ぴったりに産まれる妊婦さんは20人に一人、約半数は予定日を過ぎてからの出産です。予定日を過ぎたからといって不安に思わないようにし、気持ちを落ち着けて過ごすことが大切です。
医療の現場
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臨月に入るともう赤ちゃんはいつ産まれてもいい状態です。
予定日が近づくといつ陣痛がくるのかソワソワしてしまいますよね。

今回は陣痛のタイミングや兆候、予定日を過ぎたときの対応などについてご説明します。

いつ陣痛がくるの?

37週から41週までが正期産と呼ばれる期間になります。

予定日は40週0日目になりますが、予定日ぴったりに出産をする人は20人に1人くらいといわれています。

予定日を過ぎても陣痛がこないと不安になってしまいますよね。
でも40週から41週の間で出産した初産婦はたったの53%です。
つまり、約半数の人が予定日か予定日を超えての出産だったというデータもあります。

42週から過産期と呼ばれます。
41週を過ぎても出産の傾向がない場合、陣痛促進などで分娩を誘発することが多いようです。

陣痛の兆候について

予定日が近づくと赤ちゃんの頭が下におりてくるため、それに伴い身体に変化があらわれます。

陣痛が始まる兆候は人それぞれですが、よくある症状を紹介します。

子宮口が柔らかくなる

臨月に入ると週に1回の健診になり、健診の際に子宮口の確認をされます。

出産が近づいてくると子宮口が柔らかくなり、少しずつ開いてきます
健診で子宮口が柔らかくなっていたり少し開いてきているのが確認できたらお産が近づいていることになります。

お腹の張り

妊娠中はお腹の張りを感じることがよくあります。
臨月に入ると不規則なお腹の張りが頻繁に感じられるようになります。

お腹の張りが規則的になり、痛みを伴うようになった状態が陣痛です。

股関節の痛み

赤ちゃんの頭が下がってくるにしたがって、恥骨や足の付け根に痛みを感じるようになることもあります。

トイレが近くなる

お腹が大きくなってくると膀胱が圧迫されて尿意や便意を感じやすくなります

臨月に入るとさらに頻繁になり、ときには下痢のような痛みを伴うこともあります。

食欲が出る

子宮が大きくなると胃も圧迫されます。
妊娠後期になると一回にたくさんの量を食べられなくなってくることも多いのですが、赤ちゃんが下がることによって胃がスッキリし、食欲がわいてきます

臨月で一気に体重が増えたという話もよく聞きます。
あまり体重が増えすぎると難産につながることもありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

予定日を過ぎても陣痛が来ない場合は?

42週目からは過産期と呼ばれ、胎盤の機能が落ちてきたり、羊水の量が減ったりと胎児へ影響が出ることがあります。

そのため予定日を過ぎても出産の兆候がない場合は、41週目くらいで入院をして陣痛促進を使って分娩を誘発する病院が多いようです。
陣痛促進をしても陣痛が始まらなかったり微弱が続いたりすると帝王切開に切り替えられることもあります。

※ 帝王切開についてはこちら「帝王切開について

予定日が過ぎても出産の兆候がないと焦ってしまいますよね。
けれど、出産ばかりは赤ちゃんのタイミングなので、ゆったりとした気持ちで陣痛が始まるのを待ちましょう。

万が一、過産期に近づいてしまっても現在は色々な医療的処置をしてもらえます。
そのときはそのとき!と気持ちを切り替えてしまったほうがラクかもしれません。

陣痛を促すための方法

これをすれば陣痛がくる!という特効薬はありませんが、兆候がなく不安なときは陣痛を起こしやすくするための対策をとってみましょう。

運動をする

臨月に入ると助産師さんやお医者さんからも適度な運動をすることをアドバイスされます。

推奨されているのが、スクワットや階段の上り下りなど股関節を広げる動きです。

マタニティヨガのポーズなども安産につながる動きが取り入れられているので、機会があればチャレンジしてください。

※ マタニティヨガについてはこちら「マタニティヨガについて

ラズベリーリーフティーを飲む

ラズベリーリーフティーには子宮口が柔らかくなり開きやすくなる効果があるといわれています。

わたしも臨月に入ってからは毎日飲んでいました。
ハーブティーなので気持ちもリラックスできておすすめです。

おっぱいマッサージをする

おっぱいマッサージをすると子宮収縮を促すホルモンが分泌され、陣痛を促すことがあります。

母乳の出を良くするためにもおっぱいマッサージは効果的なので、臨月に入ったら1日10分くらいでいいので試してみましょう。

やりかたは健診の際などに助産師さんに相談してください。

まとめ

わたしは妊娠後期で切迫早産になり入院しました。
(参考:妊娠後期になったら切迫早産に備えよう

そのため出産が早まるかと思っていたのですが、結局予定日直前まで子宮口などに変化はありませんでした。
結局は予定日前日に急に破水をして、翌日の出産となりました。

予定日直前は毎日落ち着かず不安だったのを覚えています。
まわりからの「まだ産まれないの?」という言葉にプレッシャーを感じていました。

けれど出産は赤ちゃんのタイミングで始まるものです。

臨月に入れば妊婦生活もあとわずか、出産すると赤ちゃんのお世話で目まぐるしい生活が始まるので、ゆっくりと過ごすようにしてくださいね。

医師のコメント

  • 石見 陽
    エビデンスに基づく助産ガイドラインhttp://square.umin.ac.jp/~jam/docs/ebm_guideline_childbirth2012.pdf を確認しましたが、「運動」に陣痛促進効果があるとの記載はありません。多くの医師も適度な運動は促進効果があると信じていたとのことなので意外な結果ですね。 「乳頭刺激」は根拠がありそうですが。 運動をすること自体に害があると言うことではなさそうですし、適度な運動は体力低下予防や血栓症予防には有効かと思います。
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