ご出産おめでとうございます!
まずはご出産おめでとうございます!どんな出産方法であっても、大切に育ててきた命を出産するのは命がけです。無事に生まれてきてくれたことに感謝し、やり切った自分をほめてあげてくださいね!
生後0ヶ月は出産~入院を経て、退院し赤ちゃんとの生活がスタートするときです。
ママは慣れない赤ちゃんのお世話に戸惑い、赤ちゃんも少しずつ今までいたお腹の中ではないことに気が付いていく時期です。
お互いに戸惑いながら成長していく、とっても大切な時期なんですよ!
生後0ヶ月の赤ちゃんの様子
誕生から生後4週間を迎えるまでを、新生児期と呼んでいます。
新生児期
世界保健機構(WHO)は、新生児期とは生後28日未満の時期をよび、生まれた日を日齢0、生後0日などと満日数で表記されます。
誕生日を0日として、27日目までが新生児ということですね。
新生児期の赤ちゃんはめまぐるしく様子が変わっていきます。
うんちが変わる!
新生児期の赤ちゃんは、うんちが黒から黄色、または緑に変化していきます。
黒いうんちは胎便と呼ばれ、お腹にいたころの名残です。それが授乳を始めることでミルクを消化するようになり、黄色や緑に変わっていきます。
黄色は胆汁の色が反映されたもので、全く問題ありません!
緑になるのは単に黄色が酸化して変色しただけですよ、特に母乳の赤ちゃんは緑になりやすい傾向にあります。
今だけ!原始反射
体を移動させることすらできない新生児の赤ちゃんですが、「原始反射」という行動を起こします。
これは自分の意思に関係なく反射的に起こしてしまう行動のことで、有名なものにモロー反応があります。
モロー反応は驚いたときに両手をぱっとひろげてしがみつこうとする動きのことです。
寝た我が子を布団におろしたらモロー反応が起きて、それが原因で起きた!なんて経験があるママもいるほど、よく見られる光景なんですよ。
モロー反応は首が座るころには見られなくなってしまうので、今だけの反応を楽しんでおきましょう!
初めの試練「魔の3週目」…
どんな性格の赤ちゃんであっても多くの赤ちゃんに訪れるのが「魔の3週目」です。
これは生後3週間ごろに始まる現象で、ママにとって初めの大きな試練ともいわれています。
それまで育てやすかった赤ちゃんでさえも急に訳もなく泣き叫ぶようになるんです。
良く寝てくれる赤ちゃんのママは「どうして急に?」と不安になりますし、よく泣く赤ちゃんのママはさらに大きくなる泣き声に途方に暮れてしまうことも…。
これは、3週間たったことで赤ちゃんが環境の変化に気が付き始めることが原因とされています。
「今まで暗くて暖かいお腹の中にいたのに、気が付いたら知らない場所に来てる!どうして!怖いよ!」
赤ちゃんの心の中にそんな思いがうまれ、訴える手段としてとにかく泣くというわけです。
ちなみに、生後間もない赤ちゃんはほとんど目が見えていません。
新生児が終わるころになると、少しずつ見えるようになってきます。それがきっかけで、環境の変化に気が付くのでは…ともいわれているんですよ。
魔の3週目は赤ちゃんの成長の証でもあります!
つらいですが「不安でしかたないんだな」と理解してあげてくださいね。
ちなみに我が家の娘は生まれたときから寝ない・よく泣く赤ちゃんでしたが、魔の3週目を迎えたときは輪をかけてひどくなってしまい、途方に暮れて一緒に泣いていましたよ。
今ではそれも笑って話せる思い出です!
うまくいかなくても大丈夫!
生後0ヶ月の赤ちゃんとの生活は、失敗の連続かもしれません。
でも大丈夫、うまくいかなくたって赤ちゃんはすくすく成長していきますよ。
うまくいかないのは誰もが通る道です、目の前の赤ちゃんのお世話を楽しみましょう。
たくさん悩みながら、赤ちゃんの成長をしっかりと目に焼き付けてくださいね!