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大久保佳代子も発症|関節リウマチと診断されたら

関節リウマチと診断されたら
医療の現場
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目次

  1. 関節リウマチの治療方法はこの数年で大きく変化
  2. 関節リウマチは、特に女性の発症率が高い病気
  3. 関節リウマチの主な症状とは?
  4. 関節リウマチの今までの治療方法
  5. 自分でできる関節リウマチチェック
  6. 関節リウマチの不安があったら・・・

関節リウマチの治療方法はこの数年で大きく変化

患者数60万人以上に上る関節リウマチは、この10年で治療が激変しました。

関節リウマチの発症年齢のピークは30~50歳代です。

30歳以上の1%にあたる人がこの病気にかかる可能性があるというデータもあります。

治療をしないと、10年後には約半数の患者さんが日常生活における障害が発生すると言われています。

関節リウマチは、特に女性の発症率が高い病気

関節リウマチは、女性の方が男性よりも約5倍もかかりやすい病気です。

理由としては、女性ホルモンと妊娠・出産が関係していると言われています。

最近だと、タレントの大久保佳代子さんもテレビ番組で関節リウマチと診断されたようです。

関節リウマチの主な症状とは?

  • 朝に急に関節がこわばって動かなくなる(10分くらいで治る)
  • 突発的な高熱
  • 関節の痛みやこわばり
  • 食欲不振
  • 股関節、ヒザ関節の炎症

病気が進行すると、関節の軟骨や骨が破壊されたり、関節の脱臼や変形が起こったります。

ただし早期に発見し、適切な治療を行うことで、症状を和らげて関節破壊の進行を防ぐことができます。

関節リウマチの初期症状

関節リウマチの初期症状としては、手指の関節など小さな関節に痛みや炎症が起きます。

その後、症状が出てくる関節の数はだんだん増え、手首や足首、ひじ、ひざなどの関節にもリウマチの症状が出てきます。

症状が強くなると、ものを掴んだり、持ち上げたり、座る、起き上がるなどの動作が困難となり、日常生活にも支障をきたすようになります。

いずれ関節破壊が進んで、手術が必要となるほどの怖い病気です。

関節リウマチの今までの治療方法

関節リウマチの今までの治療方法は、従来は痛みや炎症を抗炎症薬などで抑え、免疫調整剤や免疫抑制剤で関節破壊を少しでも遅らせるのが精一杯でした。

いわゆる「痛みを和らげる治療」しかできませんでした。

ただし、2003年に関節リウマチ治療薬として初めて国内にバイオ医薬品「レミケード」が、1999年に強力な免疫抑制剤「メトトレキサート」がそれぞれ発売されたことで、治療は関節破壊の治療を遅らせるものから、止めるものへと大きく変化しました。

新たな薬が登場したことで、関節リウマチの治療方法がこの10年で激変したのですね。

自分でできる関節リウマチチェック

以下の7つの項目のうち、4項目以上あてはまればリウマチと診断されます。

皆さん是非自己診断をしてみてください。

  1. 朝のこわばりが1時間以上続く
  2. 3つ以上の関節がはれる
  3. 手首や指の関節(指先から数えて2番目または3番目の関節)がはれる
  4. 左右対称性に関節がはれる
  5. X線検査で手指にリウマチ変化がある
  6. リウマトイド結節(皮下結節)がある
  7. 血液検査でリウマトイド因子がある

(1~4の項目は、6週間以上続くことが条件)

※ アメリカリウマチ学会の分類基準(1987年)に基づいたチェック項目

関節リウマチの不安があったら・・・

今や関節リウマチは「治る」病気となりました。

30~50代で最も多く、かつ女性の発症率が高いということからも、少しでも痛みや炎症の症状が出てきたら治療を検討した方が良いかもしれません。

詳しい原因は分かっていませんが、遺伝子の関連も指摘されています。

またウイルス感染や喫煙などが関節リウマチの発症原因になるとも考えられています。

関節リウマチでお悩みの方は、専門診療科目にかかることをお勧めします。

「リウマチ科」や「膠原病科」が適当です。

もしお近くに専門の診療科目がない場合は、「内科」「整形外科」に専門医がいる場合もあります。

まずはご相談をして病状を知ってもらい、診断された状態に合わせた治療方針をたてていきましょう。

参考になりましたら是非シェアをお願いいたします。

 

医師のコメント

  • 石川 陽平
    リウマチは上記の通り、近年薬剤がめざましく発展しています。 以前はステロイドとよばれる免疫抑制薬の量を調整することが主体でしたが、副作用なども多く症状が進行してしまうことも多かったです。しかし現在は上記薬剤が編み出され治療方針も日進月歩で変わっています。 ただし、リウマチなどの膠原病は診断が難しく、適切な診断・治療をうけていくことが大切です。
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