内科と外科の違いについて|医師側から見える変化

内科と外科の違いについて
医療の現場
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何だか頭がぼーっとする、お腹が締め付けるように痛む、足がズキズキする・・・といった症状を感じた際、あなたはそれぞれ何科に行きますか?

時には、何科に行ったらいいか分からないこともあるかと思います。

そもそも、今まで内科と外科の違いについて、よく考えたことなかったな・・・。

体調が悪くなってからだと遅いのですが、診療科目の違いについて詳しく理解してる方はほとんどいません。

病院を探すとなった時に考えるのではなく、これを機に、内科と外科の違いについて知っておきましょう。

今回は内科と外科の違いについて、いくつかの観点で調べてみました。

目次

  1. 内科と外科の違いとは?
  2. 内科と外科の数の違いは?
  3. 自分でどの診療科目に行っていいか判断つかない場合|医師に聞いてみた
  4. 内科と外科の先生で、性格の違いはあるのか?
  5.  まとめ:内科と外科の違いについて

内科と外科の違いとは?

内科とは

外傷や眼科、耳鼻咽喉科のような特異的なものを除き、大人が罹る病気のほとんどは、内科で診ることになります。

思春期で本人希望による特殊なケースを除き、15歳以上の人が対象です。

いわゆる、生活習慣病(癌、糖尿病、脂質異常症)はこの科で担当します。

血液、循環器、消化器、内分泌、呼吸器、免疫、腎・膠原病と診なければならないものは、多岐に渡ります。

それゆえ、初期医療のほとんどが内科での診断を余儀なくされます。

扱う検査の多さ、扱う薬の多さといったら大変以外の何ものでもありません。内科の場合、投薬がその診療の中心になるからです。

食事療法や運動療法を取り入れ、指導も行います。時には、在宅医療にも関わります。

外科が手術で早く治すのに対し、内科の場合は、薬や指導でしっかりと時間をかけます。ここが、外科系に診療科と大きく違うところです。

出典:http://www.医師の仕事.net

内科は古代から医学の基礎になっている分野で、体の病気の診断と薬物療法を中心に手術以外の治療を行うようです。

外科とは

臨床医学の一端を担う、手術によって創傷、疾患の患部摘出や縫合などの外科的手法を用いる専門分野に従事する医師です。

基本は手術と検査で、医師としては活動範囲が広く、薬物療法が主体の内科医とは異なり、心臓外科、胸部外科、形成外科、美容外科、血管外科など細分化された分野ごとの医師が存在するのが特徴です。

外科医だからと言って、手術だけをしていればいいわけではありません。

胃がん、大腸がん、胆石、盲腸などの疾患を抱える外来患者を診察したり、鼠径ヘルニア、肛門疾患などを診察したりもします。

皮膚表面の外傷、しこりなどを診る場合もあります。外科の中でも何の専門になるかで、外来の担当分野も変わります。

出典:http://外科求人.com/faq/shigoto.html

  • 内科医は検査や診察などで病気などを診断して薬で病気を治す
  • 外科医はメスを握り手術をして病気を治す

という違いもあります。

内科と外科の数の違いは?

そもそも、内科と外科はどっちが多いの?

厚労省の調査によると、「内科」が全体の診療科目のうち26.7%と最も多いようです。

次いで「外科」が8.2%、「整形外科」が7.2%となっています。

小児科医は5.6%や精神科は4.2%、産婦人科は3.6%です。

婦人科については0.6%しかいないようです。

自分でどの診療科目に行っていいか判断つかない場合|医師に聞いてみた

体調が悪くて病院に行こうと思う。

ただ、自分で何の病気か判断がつかない・・・。

内科と外科どちらに行けばいいの?

そういう時があるかと思います。

よく分からない病気に掛かった時、どちらに行けばいいか分からない時、

そんな疑問をお持ちになったら、まずは内科へ行ってください。

内科で診てもらった後に、外科の治療が必要と判断された場合は、外科を勧めてもらえます。

内科と外科の先生で、性格の違いはあるのか?

最後に、内科と外科の性格の違いについて、面白い考察があったのでご紹介します。

あなたをよく見ているお医者さんは、どっちのタイプでしょうか?

内科の人間性

  • 頭が良くて成績優秀な者が多い。ものごとをじっくり考える哲学者タイプか、どうでもいいと思っているかのどっちか。親が開業医というケースも多い。
  • ひとつの症状で、少なくとも5つの病名を思い浮かべることができるように訓練しろ、と先輩にいわれているからか、想像力は豊か、外科の場合と違って、行動する前にじっくり考えるタイプ。

 外科の人間性

  • 頭脳より体力に自信を持っている。
  • もちろん体はものすごく丈夫。授業など休んだことがない。
  • 酒好きが多い。自分は酒が強く、どんなに飲んでも乱れないと思っている。
  • ものすごく体育会系の人とものすごく神経質な人が両極端、という印象。

出典:http://www5f.biglobe.ne.jp/iyatsue/senmontoseikaku.htm

まとめ:内科と外科の違いについて

現在では消化器や循環器などの分野で、内科と外科の境界がなくなってきている分野もあります。

医療技術の発展で、内科医が行える外科的な処置が増えてきているためです。

例えば心筋梗塞や狭心症などの病気に対するカテーテル治療は、循環器内科医が行います。

カテーテル技術の発展は目覚ましく(その分高額ですが)、今まではカテーテルでは治療不可能だった範囲の治療まで、現在では治療できるようになっています。

これからは全ての科でその流れが進んでいくでしょう。

その分、外科医には専門的で高度な技術が求められるようになっていくでしょう。

患者さんにとっては手術を受けなくても済むので、体の負担が少なくて済み、とてもいいことですね。

医師のコメント

  • 中山 祐次郎
    がん・感染症センター都立駒込病院 消化器外科
    外科医としてコメントします。
    記事前半、「外科と内科の違い」は少し雑ですがだいたいその通りです。ほとんど引用なのが気になるところですが。
    外科医として付け加えるとするならば、「外科医は手術を主な業務としてやっているが、それよりも『いかに手術をしないで済むか』ということを重視している」ということです。

    また、外科と内科が融合しつつある流れは今後加速していくでしょう。
    投稿日時:
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