ダウン症には種類がある|3つの種類と特徴とは

ダウン症|3つの種類と特徴
ダウン症には種類がある|3つの種類と特徴とは
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ダウン症には種類がある?3つの種類とそれぞれの特徴について

ダウン症と最近よく耳にしますよね。

それだけダウン症と診断される赤ちゃんは増えています。

もちろんこうした背景からフォロー体制も格段に充実してきていることも確かです。

しかし珍しくない症状とは言え、知識を身につける意識をなくしてはいけません。

今回、ダウン症について調べる中で分かったダウン症の種類についてまとめます。

目次

  • ダウン症とは?
  • ダウン症候群『標準トリソミー型』
  • ダウン症候群『転座型』
  • ダウン症候群『モザイク型』
  • 染色体の異常とは…?
  • ダウン症候群の種類について

ダウン症とは?

ダウン症について体の中でどのような異常が起きているのかご存知ですか?

ダウン症は正式名称、ダウン症候群といい診断される時にはダウン症候群と伝えられます。

そしてダウン症候群と診断される時の検査では染色体の異常から分かるのですが、注目される染色体は21番目の染色体です。

さらにこの21番目の染色体の異常には種類があり、 ダウン症候群にも3つの診断名に分けられているようです。

ダウン症候群『標準トリソミー型』

ダウン症候群の1つに標準トリソミー型があります。

標準トリソミー型はダウン症候群の中でも特に多く、本来私たちの体は22本の染色体が存在しますが、標準トリソミー型の場合23本と1本染色体が多くなります。

標準トリソミー型の赤ちゃんの両親は特に染色体に異常はなく、卵子や精子の成長過程、もしくは妊娠初期に活発に行われる細胞分裂の際に異常が起こったと考えられています。

ダウン症候群『転座型』

転座型は21本目の染色体の1本が他の染色体とくっついている時に診断されるダウン症候群の1つです。

標準トリソミー型との違いは染色体の状態だけでなく、転座型に関しては少し遺伝も関係してきます。

転座型と診断される赤ちゃんはダウン症候群の中でも5〜6%ですが、母親の父親のどちらかが転座染色体保因者の場合に可能性が高まります。

ダウン症候群『モザイク型』

ダウン症候群の中でも最も稀なタイプにモザイク型というタイプがあります。

モザイク型は21番目の染色体が2本の細胞と3本の細胞が混ざって起こる異常です。

モザイク型もまた、両親の染色体は正常なことがほとんどです。

染色体の異常とは…?

ダウン症候群についてまとめている中で何度も出てくる『染色体』。

染色体異常が発覚しほとんどの場合がダウン症候群と診断されますが、染色体の異常とはそもそもなんでしょう。

妊娠とは男性の精子と女性の卵子が受精し成立します。

男性が送る精子も胎児の染色体に関与します。

つまり妊娠成立の時点で染色体に異常が起こることもあります。

また受精時点では特に異常はなくても受精卵は妊娠初期に活発に細胞分裂を繰り返します。

この細胞分裂が正常に行われない時に、染色体の異常の原因になることがあります。

染色体異常とは両親ともに染色体に異常があるから起こるのではなく、男性の健康な精子と活発な細胞分裂の妨げになる要因を排除することで予防につなげられるのです。

ダウン症候群の種類について

ダウン症候群と一口にいっても、染色体の状態から3つの種類に分けられます。

どのタイプも原因は未だ解明されておらずに、両親ともに染色体の異常は特にないという共通点があることが分かります。

考えて欲しいことは、私たちは大丈夫という考えは持てないということです。

ダウン症候群については誰しも身につけておかないといけない知識なのです。

医師のコメント

  • 眞鍋 歩
    ダウン症というのは、知的障害や先天性の心疾患、低身長、肥満、耳や眼の異常(先天性白内障、眼振、斜視、屈折異常など)、難聴などを特徴とする遺伝性の病衣です。顔に特徴があり、小さく吊り上った目を特徴とする顔坊を呈します。 染色体異常を示す病気の中では一番頻度が多く、発症頻度としては第一子で1/1,000と言われています。 全身に様々な合併症を引き起こしますが、きちんと成長している子も多いので、ダウン症の子を受け入れる社会的基盤作りが大切ですね。
    投稿日時:
  • 石川 陽平
    ダウン症でも、症状は様々です。最近での報道では「ダウン症の方の9割は毎日幸せと思っている」とされていますが、まだまだ就業面や待遇に課題があります。
    投稿日時:
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