妊娠線の原因と予防について産婦人科140人に聞きました

妊娠線のある妊婦
妊娠線ができやすくなる原因は、「双胎妊娠、多胎妊娠」という意見が最も多く挙げられました。また、妊娠線に対する予防で、上位にあげられたのは、「クリーム」「体重管理」でした。クリームは一般的にも妊娠線の予防にお勧めされていますが、妊婦さんの体質や状況によって効果が薄い可能性も念頭におく必要がありそうです。
妊娠・出産・不妊の悩み
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妊娠した方にとって、妊娠線ができるかどうかは気になる点ですよね。

妊娠線ができたということは、赤ちゃんがお腹のなかにいる幸せの証でもありますが、女性のなかには避けたいと思う方もいると思います。

インターネットで妊娠線を調べて見ると、ネットショップでいろんな妊娠線ケアクリームがでてきたりしますが、実際の現場の産婦人科の先生は、どんな指導をしているのでしょうか?

妊娠線について産婦人科医にアンケート調査を行いました!

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2017年7月18日〜7月21日にかけて行われ、産婦人科医147名から回答を頂きました。

まずは、妊娠線ができやすくなる原因について聞きました。

グラフ1

妊娠線ができやすいのは、双子や三つ子を妊娠した時

  • 40代男性 産婦人科 「双胎妊娠、多胎妊娠」
    中肉程度の女性、巨大児、多胎は妊娠線が出来やすい気がします。
    痩せ形や肥満妊婦にはむしろ出来ない印象です。
  • 80代男性 産婦人科 「双胎妊娠、多胎妊娠」
    双胎妊娠・多胎妊娠、おなかが大きな人で肥満の人に多いと思います。お腹が急に大きくなった場合、皮膚はよく伸びるが、脂肪が追い付かず、裂け目で妊娠線なります。
  • 60代女性 産婦人科 「双胎妊娠、多胎妊娠」
    急激な腹部の増大が原因と言われていますが、皮膚の性状にもよるように思います。
  • 50代女性 産婦人科 「双胎妊娠、多胎妊娠」
    妊娠34週くらいから急激に大きくなるおなかについていけない様子です
  • 40代女性 産婦人科 「双胎妊娠、多胎妊娠」
    物理的に大きくなる多胎妊娠と、皮膚の伸びが悪い体質の人ですね。
  • 50代女性 産婦人科 「特に差を感じない」
    妊娠線に体格、年齢、出産歴などはあまり関係ないです。
  • 60代男性 産婦人科 「小柄な体格の女性」
    体格に小さな人ほど大きな赤ちゃんを妊娠すれば妊娠腺は出来やすく思えます。
  • 50代男性 「産婦人科 その他」
    皮膚の伸展性が良い人は双胎や巨大児でもあまりできないことが多く、きめ細かいもち肌のような方は、できにくいと思います。

妊娠線ができやすい方は、「双胎妊娠、多胎妊娠」という意見が最も多くあげられました。

双胎妊娠は双子を妊娠している状態で、多胎妊娠は双子以上の数の赤ちゃんを妊娠している状態を指します。

お腹のなかにいる赤ちゃん達が成長するため、お腹が物理的に大きくなってしまうことが妊娠線をできやすくする原因のようです。

また、「妊婦さん自身の皮膚の性状・体質によって妊娠線のできやすさが異なる」というコメントも見られました。

小柄な人に多い、肥満の人に多い、肥満はむしろできにくい、差を感じない、など妊娠線に関しては様々な意見がありましたが、「双胎妊娠、多胎妊娠は妊娠線ができやすい」という点は、ある程度産婦人科医のなかで同意できるようです。

 

次に、妊娠線を予防するために普段診療で勧めている方法について聞きました!

グラフ2

妊娠線の予防で大事なのは、クリーム・体重管理

  • 60代女性 産婦人科 「クリーム」
    妊娠線ができた後に使うヒアルロン酸とコラーゲンの入ったクリームを妊娠中から塗っていたら妊娠線ができませんでした。(自分の経験です)
  • 50代男性 産婦人科 「クリーム」
    一応勧めますが、できやすい人はどうしてもできてしまい、少しでもひどくならないようにと、説明しています。
  • 60代男性 産婦人科 「クリーム」
    今は妊娠中につけるクリームやオイルが出回っており、妊婦検診後にサンプルをたっぷり塗っていますね。
  • 60代男性 産婦人科 「クリーム」
    妊娠中に予防のクリームを塗っていただきますが、それほど効くとは思えません。
  • 60代男性 産婦人科 「クリーム」
    クリームをすすめることもありますが、完全には防げません。
  • 50代男性 産婦人科 「クリーム」
    ストレッチマークなどのクリームを使用してもらっています
  • 30代女性 産婦人科 「体重コントロール」
    急激な体重増加が一番良くないです。保湿で肌の柔軟性を保つのも大切です。
  • 30代女性 産婦人科 「体重コントロール」
    (体重コントロールは)ある程度は意味がある指導と考えます。妊娠線だけではなく有用と説明します。
  • 50代男性 産婦人科 「体重コントロール」
    自身の体重はなるべく増やさないようにして、たんぱく質をよく食べるように指導します。

妊娠線に対する予防で、上位だったのは、「クリーム」「体重管理」でした。

クリームは一般的にも妊娠線の予防にお勧めされていますが、今回のアンケートでは効果を感じる医師とそうでない医師に分かれ、妊婦さんの体質や状況によって効果が薄いこともあると頭においておく必要がありそうです。

体重管理も大事で、急激な体重増加を避けること、なるべく増やさないという意識は大事そうです。

妊娠線ができる1番の原因は、双胎妊娠・多胎妊娠。予防は、クリーム・体重管理が大事。

本調査によると、妊娠線ができやすくなる原因は、「双胎妊娠、多胎妊娠」という意見が最も多く挙げられました。

また、妊娠線に対する予防で、上位だったのは、「クリーム」「体重管理」でした。

クリームは一般的にも妊娠線の予防にお勧めされていますが、妊婦さんの体質や状況によって効果が薄い可能性も念頭におく必要がありそうです。

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