どのような症状で
お困りですか?
  • 妊娠初期5週過ぎ。海外在住です。以前、質問に回答して頂き改…

    妊娠初期5週過ぎ。海外在住です。

    以前、質問に回答して頂き改善策を頂きましたが
    その中での質問が浮上しました。

    妊娠前に服用していたエピナスチンは妊婦への服用は危険度が高いとの事で中止。

    日本の産婦人科や皮膚科のように痒み止め処方が無い事で、日本から友人が旅行ついでに市販の痒み止めを持って来てくれました。

    私自身がアドバイスを受け素人ながらに調べ尽くした中で…

    ・クラリチンEX(大正製薬)
    ・レスタミンコーワ糖衣錠(興和)
    ・アレルギール(第一三共)

    そして、居住している国で見つけた
    ・ジルテック錠

    上記の内服薬が現在手元にあります。

    ジルテック錠を一度服用
    効きましたが、1日置きか、毎日服用しないと痒みは復活します。

    他の日本で売られている市販薬は
    まだ試しておりません。

    痒くなったら服用と言う形で考えておりますが
    エピナスチンに比べれば、まだ安全でしょうか?

    痒みと格闘しつつ上手く服用して行きたいと思っております。

    よろしくお願いします。

    2018.12.22 03:45
医師からの回答

御相談ありがとうございます。

ジルテックは
⑴妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有
益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するこ
と。〔動物実験(ラット)で胎盤を通過することが報告され
ている。〕
とあります。 特に妊娠4週以降7週末まで(2ヶ月)の時期は、中枢神経、心臓、消化器官、四肢などの重要臓器が作られるため、薬剤に対して最も気を付けなければならない時期に当たりますので必要最小限に服用されるか、になると思います。
以下にも一覧表があります。

http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_04-030.html

この度はご相談ありがとうございます。
心療内科・総合内科専門医の森と申します。

ジルテックについては、エピナスチンよりも安全な可能性があります。
薬剤は大きく分けて米国FDA基準、豪州ADEC基準というもので妊娠・胎児への影響をランク付けしております。
ジルテックは豪州ADEC基準でB2と判定されております。
あとで豪州ADEC基準の詳しい説明を記載致しますね。

市販薬についてはデータがないため判断ができず、各販売している会社にお問い合わせ頂くのがよいかもしれません。
参考にお聞きいただければと存じますが、レスタミンコーワの処方薬(市販薬ではなく)は豪州ADEC基準でAと判定されており、安全性が高い可能性があります。ただ、市販品の場合はほかの混在成分があるので判断がしづらい部分があります。

クラリチンの処方薬(市販薬ではなく)は豪州ADEC基準でB1と判定されております。

アレルギールの主成分はクロルフェニラミンマレイン酸塩ですが、クロルフェニラミンマレイン酸塩の処方薬(市販薬ではなく)は豪州ADEC基準でAと判定されております。

ご相談者様の主治医ではないので、飲んで安全ですよ、とは言いにくいですが、よろしければ、これらを参考にご判断頂きたいのと、可能であれば、医療機関にて処方薬をご相談なさることが安全ではあるかと思います。
よろしければ、ご参考下さい。

オーストラリア基準

オーストラリア医薬品評価委員会・先天性異常部会による分類です。FDAの基準と同様、大きく A、B、C、D、X の5段階のカテゴリーに分類されます。Aカテゴリーは、使用実績からほぼ安全に用いることができる薬剤です。Bは、使用経験が少なく、ヒトでの危険性を示す証拠がまだ見当たらないものです。動物実験の結果により、さらに B1、B2、B3 のサブカテゴリーに分かれます。また、催奇形性はないものの胎児や新生児に対する有害作用(胎児毒性)のある薬は、とくにCカテゴリーに分類されます。したがって、Cに該当する薬がBより危険ということを意味するものではありません。Dカテゴリーに分類される薬は危険性があっても、治療のために使用されることがありえます。Xは危険度の高い薬で絶対禁忌にあたります。なお、オーストラリア基準も処方にさいしての判断材料を示すもので、偶発的な服用による事後の対応を示すものではありません。

カテゴリー 評価基準
A 多数の妊婦および妊娠可能年齢の女性に使用されてきた薬だが、それによって奇形の頻度や胎児に対する直接・間接の有害作用の頻度が増大するといういかなる証拠も観察されていない。
B1 妊婦および妊娠可能年齢の女性への使用経験はまだ限られているが、この薬による奇形やヒト胎児への直接・間接的有害作用の発生頻度増加は観察さていない。動物を用いた研究では、胎仔への障害の発生が増加したという証拠は示されていない。
B2 妊婦および妊娠可能年齢の女性への使用経験はまだ限られているが、この薬による奇形やヒト胎児への直接・間接的有害作用の発生頻度増加は観察さていない。動物を用いた研究は不十分または欠如しているが、 入手しうるデータでは、胎仔への障害の発生が増加したという証拠は示されていない。
B3 妊婦および妊娠可能年齢の女性への使用経験はまだ限られているが、この薬による奇形やヒト胎児への直接・間接的有害作用の発生頻度増加は観察さていない。動物を用いた研究では、胎児への障害の発生が増えるという証拠が得られている。しかし、このことがヒトに関してどのような意義をもつかは不明である。
C 催奇形性はないが、その薬理効果によって、胎児や新生児に有害作用を引き起こす薬、または、その疑いのある薬。これらの効果は可逆的なこともある。詳細は付記した本文を参照のこと。
D ヒト胎児の奇形や不可逆的な障害の発生頻度を増す、または、増すと疑われる、またはその原因と推測される薬。これらの薬にはまた、有害な薬理作用があるかもしれない。詳細は付記した本文を参照のこと。
X 胎児に永久的な障害を引き起こすリスクの高い薬であり、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある場合は使用すべきでない。

アドバイス : 受診を勧める

ご相談ありがとうございました。妊娠中の抗アレルギー薬は「治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与する」というカテゴリーになっています。海外の報告ではクラリチンやジルテックは妊娠中の安全性が高いという報告もありますが確実に問題がないとまではいえません。ですのでまずは薬剤以外の方法(マスクの使用、窓をあけない,日中外出しない,洗濯物やふとんを外に干さないなど)を心がけることで症状の軽減できるか試されてはいかがでしょうか。

こんにちは。
かゆみでお困りのことと思います。
ジルテックについて添付文書を見ますと、「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔動物実験(ラット)で胎盤を通過することが報告されている。〕」との記載になっていました。エピナスチンとは違い、具体的な危険性には言及がないものの、胎盤を通過するので影響は否定できない、と言うことだと思います。
クラリチンEXについては、同一成分のクラリチンの添付文書に「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には,投与を避けることが望ましい。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。また,動物試験(ラット,ウサギ)で催奇形性は認められないが,ラットで胎児への移行が報告されている。」、
レスタミンコーワ糖衣錠と同一成分のレスタミンコーワ錠の添付文書には、「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。〔抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出生率が高いことを疑わせる疫学調査の報告がある。〕」、
アレルギールの主成分と同一であるクロルフェニラミンマレイン酸塩散の添付文書には、「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]」、
と記載がありました。従いまして、この中では相対的に、クラリチンEX、レスタミンコーワ糖衣錠は避けた方が良いように思えます。
ところで、これら処方はいずれも対症療法になりますので、かゆみが出る原因(食べ物、触れるもの、温度、刺激など、もしくはアレルギー)を突き止め、それを避けることが最もよいと思います。
どうぞお大事になさってください。

アドバイス : 受診を勧める
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